オリエント島津兄弟の関係は?島津秋弘や武士団の過去・目的も!

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大高先生の「オリエント」が最近とても注目されていて、漫画につづきアニメ化も決まり、勢いがとまりません。

そんな勢いのある「オリエント」を読んでいると、登場人物「島津兄弟」が気になったので記事にまとめていきたいと思います。

今回は「オリエント島津兄弟の関係は?島津秋弘や武士団の過去・目的も!」と題して、まとめています。

島津兄弟とはどんな人物なのでしょうか。

早速見ていきたいと思います!

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オリエント島津兄弟や島津秋弘の関係は?

まず、島津兄弟について解説していきます。

島津兄弟のメンバー

まず島津兄弟とは、島津武士団に所属している跡継ぎ候補の兄弟たちのことを指します。

「島津武士団」とは淡路島編にて登場した武士団です。

島津兄弟は全部で6人います。

<島津兄弟6人の名前>
島津秋弘(しまづあきひろ)
島津春久(しまづはるひさ)
島津夏樹(しまづなつき)
島津時雨(しまづときさめ)
島津忠雪(しまづただゆき)
島津冬家(しまづふゆいえ)

この6名は一見兄弟と思われがちですが、以下のような構成となっています。

当主・島津多嘉久(父親):秋弘・春久・夏樹

島津多嘉久の弟(父親):時雨・忠雪・冬家

で構成されています。

また、この6人の名前には「春夏秋冬」が含まれています。

そのうち、島津武士団当主・島津多嘉久の息子3名には季節そのものが入っています。

残り庶流の3名には「冬」もしくは「冬の季語」が含まれています。

また、6名全員鬼鉄刀を使うことができるという共通の特技があります。

島津兄弟の特徴

島津武士団は作者の手書きブログでも「陽キャの不良集団」と書かれています。

見た目も、キャラクター設定通り、不良集団ともいえる非常に派手な雰囲気があります。

口元耳眉などに複数のピアスがついていて他の武士団にはない派手な雰囲気があります。

また、作中では、淡路島奪還作戦で上杉連合傘下の武士団として派遣され登場しますが、柄の悪さがしっかりと反映されています。

島津兄弟と島津秋弘の関係性

島津兄弟の関係性は、良好ではないようです。

ただ、後ほど記載しますが、幼少期は仲が良い6人だったそうです。

大きくなってから関係性が悪化してしまった理由として、島津秋弘の魂色が「赤色」だったことが絡んでいるそうです。

オリエントの島津武士団・島津兄弟の一覧

島津武士団・島津兄弟を一人ずつ詳しく見ていきます。

島津春久(しまづはるひさ)

春久は島津家の長男です。

血縁のある弟は夏樹、秋弘は異母弟となります。

見た目は小柄で三つ編みをしていますが、幼い頃から赤刀武士になり鬼神にとどめを刺して活躍することを夢みていました。

実際には魂色が青の青刀武士ですが、異母弟の秋弘が赤であることから劣等感を抱き続けています。

幼い頃からの夢が実現しなかったものの、長男として島津兄弟の中では刀気を繋ぐ役割とされています。

過去に大友家の姫と許嫁関係があり、「久」の字を受け継いでいます。

そうしたことから、島津家嫡子として期待されていました。

島津秋弘(しまづ あきひろ)

春久、夏樹とは異母兄弟にあたります。

秋弘の母が島津の中で最も位の高い人ですが、それを自慢するわけでもなく異母兄の春久をとても慕って尊敬しています。

血縁のある兄弟はいません。

島津兄弟の中で唯一魂色が「赤」であることから、自分がきちんと全うすることにこだわりを見せる一面をもっています。

言葉も少なくドライでクールな印象の秋弘を他の兄弟たちからは、距離を置かれてしまいます。

しかし、本人は他兄弟を慕っており気にかけています。

作中当初は冷徹で乱暴なキャラクターの印象が強いですが、本当はとても優しい青年で兄の夢を背負って戦いに身を投じていたことが徐々に明るみになってきます。

島津夏樹(しまづなつき)

夏樹は島津家の三男です。
 
春久の弟で秋弘とは異母兄弟にあたります。
 
2人の兄とは対照的で、自由奔放な性格です。

顔立ちはとても可愛らしく、自分でも容姿の良さを認識しています。

作中では、兄・春久の元嫁である大友まりんに「ドブス」と暴言をはき、突き飛ばされてしまいます。

その後すぐに「兄上~っ!あいつがぶった~!」と泣きつく甘え上手な弟気質の性格で、可愛がられるキャラクターです。

魂色は「青」で、刀気の連携では、刀気を繋ぐ時の遅れを指摘されていました。

島津時雨(しまづときさめ)

時雨は島津家庶流で、忠雪の双子の兄で、島津冬家とは異母兄弟になります。

愛煙家で、作中では常に煙草か煙管をくわえているのが特徴です。

性格は気性の荒い性格のようです。

作中では、感情的になったときに、冬家に諭される場面もあります。

また、秋弘をにらみつけたりする描写もあったり、作者の手書きブログにも時雨の短気な性格が描かれています。

名前には冬の季語「時雨(しぐれ)」が含まれています。

魂色は青で青刀武士です。

父親は当主・島津多嘉久の弟となり、島津秋弘、春久・夏樹の関係は従兄弟です。

外見は長髪を一つに束ねています。

弟の忠雪に「女の好みが下品でおかしい」とも言われていました。

島津忠雪(しまづただゆき)

忠雪は、時雨の双子の弟です。

同じく冬家とは異母兄弟となります。

外見は短髪で、時雨よりも目立たない印象ですが、時雨と同様、作中では煙草を咥えているシーンが多い印象です。

女性に対する理想が高いようで、理想と現実の違いを感じてショックで号泣する描写もあります。

時雨とは真逆で、清潔感のある清楚な女性が好みのようです。

島津冬家(しまづふゆいえ)

冬家も島津家庶流で、時雨と忠雪とは異母兄弟です。

冬家には地のつながっている妹が一人いまする。

島津兄弟のなかで母方の家が唯一違うこともあり、中立的な見方の出来る人物とされています。

性格は世話好きで、作中でも夏樹や時雨を和ます姿や、おまけ漫画では春久と一緒に夏樹たちのお迎えに行ったりしている場面があります。

外見は体は大柄で身長も高く、長髪をオールバックにしていて迫力のある雰囲気です。

オリエントの島津武士団の過去

島津兄弟の幼少期

島津武士団の島津兄弟の幼少期はとても仲が良かったと思われます。

6人で仲良く陣形を考えている様子や、6人皆で武士になって鬼を倒す計画を夢見ていました。

異母兄弟や従兄弟であっても関係なく仲良い幼少期でした。

しかし、この関係はあることをきっかけにこじれてしまいます。

そのきっかけが「刀の試し」です。

「刀の試し」で関係が悪化

刀の試しが行われるまでは、とても仲良しだった島津兄弟でした。

当時は長男・春久の魂色が赤で、鬼にトドメを刺す役目と6人だれもが考えていました。

ところが、刀の試しをすると、実際には春久の魂色は青色でした。

そして秋弘が赤、残り4人の兄弟が青の魂色という結果でした。

魂色によって勢力図が代わり、そこから関係性がこじれてしまいました。

春久は長男であっても青刀武士は赤刀武士の弟・秋弘には逆らってはなりません。

幼い頃夢見ていた構図が一気に崩れ、関係が険悪になってしまいました。

島津武士団の淡路島編について

島津武士団は淡路島編から登場しますが、詳しく解説していきいます。

島津武士団が淡路島の鬼退治に参加する理由

島津武士団は淡路島に君臨する鬼神、緑色鬼神・砲戦竜八岐大蛇の「鬼退治」に参加しています。

そもそも淡路島で戦う理由は、家督の継承、島津の家で生き残るためです。

作中では、作戦の途中島津武士団の兵が脱走撤退して、島津兄弟のみは残され、最後まで鬼退治に参加することとなります。

手勢の脱走撤退など、これら全て島津武士団の当主・多嘉久の戦略でした。

この命令は島津兄弟には知らされておらず、彼等は置き去り状態にされています。

そして、これらの命令は、島津武士団が上杉連合において上杉連合二位の大武士団であることが関係しています。

島津多嘉久のたくらみとは

淡路島の鬼と戦闘するシーンでは、上杉連合は多くの兵が負傷し、上杉武士団当主・上杉竜臣を失う大打撃を負います。

上杉が滅びれば、連合宗主の座が島津に移るため、当主・島津多嘉久はそれを狙っていました。

また、多嘉久は淡路島で鬼神の角を折った者に家督を継がせると言っていましたが、表面上の言葉でした。

実際には鬼神・砲戦竜八岐大蛇の鬼退治へ参戦させ、島津兄弟全員が死ぬことを企んでいたのです。

上杉武士団が不利な状態のタイミングで、島津の兵たちは当主・島津多嘉久の命令により島津兄弟を残して脱走兵となって撤退していきました。

また多嘉久の長男・春久が青刀武士で秋弘が赤刀武士であること、鬼退治で秋弘の実力を目にした多嘉久は、秋弘に権力と人望を奪われることを恐れ始めました。

そのため、多嘉久は新たな妾とその息子に家督を継がせようとしていました。

自分中心すぎる多嘉久の行動は、島津兄弟たちから疎まれていました。

まとめ

以上、「オリエント島津兄弟や島津秋弘の関係は?武士団の過去や目的も!」と題してまとめてみました。

アニメ化も決定し、ますます注目を浴びているオリエントです。

漫画原作をまだ読んでいない方は、ぜひこの機会に漫画もオススメです!

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