トモダチゲームのゆとりは裏切り者で伏線は？暗い過去も解説！

トモダチゲーム
2022.02.06
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「別冊少年マガジン」2014年1月号から連載の「トモダチゲーム」がついに待望のアニメ化決定となりました。

アニメの放映は2022年4月より日本テレビ、BS日テレにて放送スタートです。

突如「トモダチゲーム」という多額の借金を返済するため「お金」と「友情」を天秤にかけられたゲームに巻き込まれた5人の高校生の話です。

トモダチを信じたいけど裏切られる「お金」が絡んで生じる人間の心理や、それでも相手を信じて問題を切り抜けようとする、緻密な心理描写も魅力となっています。

そこで今回は「トモダチゲームのゆとりは裏切り者で伏線は？暗い過去も解説！」と題して、登場キャラでキーポイントとなる「ゆとり」について解説していきます。

実はゆとりが裏切り者？その伏線についてしっかりとまとめています。

また、ゆとりの「過去」や「怖い」と言われる理由についても見ていきます。

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トモダチゲーム・ゆとりは裏切り者で黒幕

トモダチゲームの心木 ゆとり（こころぎ ゆとり）こと、ゆとりは、かなり重要人物の登場キャラクターです。

性格は大人しくて、アニメ・マンガが大好きなインドア派の少女です。

いじめられていた過去があり、人付き合いも苦手なゆとりは裏切り者なのか見ていきます。

ゆとりは裏切り者

結論からいうと、ゆとりは裏切り者です。

ゆとりは学級委員が集めた修学旅行費２００万円を盗んだ犯人でした。

さらに、主人公・友一や志法たちがトモダチゲームに参加する以前から、ゆとりはトモダチゲームの運営側とつながっていました。

ゆとりはトモダチゲーム運営と関与

16巻74話で「トモダチゲーム」の運営側とゆとりがつながっていたことが判明します。

その理由として、

「元々、運営側の人間なの？」という質問に

ゆとりは

「逆ですよ。運営の一部がわたし側なんです」と答えています。

この運営については、明確なことは未だ明かされていません。

ゆとりと運営側との関係は、謎に包まれていますが、もしかすると運営のフリをした説もあるので、なんともいえません。

ただ、トモダチゲームの運営側と何かしら関係があることは事実のようです。

読者も徐々に心木ゆとりが裏切り者で黒幕ではないかと疑っている方が多いですね。

ゆとりと斯波真次の関係

心木ゆとりは斯波真次（しばしんじ）とつながっていました。

斯波真次は、大人のトモダチゲーム第2ゲームから参戦してきますが、友一たちがトモダチゲームに参加する前から、ゆとりと斯波真次は関係があったようです。

第2ゲームの後半戦「トモダチ殺し合いゲーム」がありますが、斯波真次は単独でゲームに参加します。

このあたりから、斯波真次の正体が明かされていきます。

斯波真次は、斯波大善（しばたいぜん）の実息子です。

斯波大善は主人公・友一の育ての親にあたります。

斯波大善は、友一に人の騙すときのコツ、ギャンブルのやり方、金の怖さ、一人で生きていく術など、幼い友一に対して容赦なく生きるための術を教えてきました。

そうした過去もあり、今の友一があるようです。

ここについては別記事に書いていきます。

トモダチゲーム・ゆとりの伏線について

ゆとりが裏切り者で黒幕だという伏線について解説していきます。

ゆとりの伏線①：マナブくんとの関係

心木ゆとりは、昔から「マナブくんの絵」を描いていたようです。

マナブくんとは、トモダチゲームの案内人として、先生や裁判長など様々な姿になってゲームを進行をすすめるキャラクターです。

このマナブくん、初登場は1巻1話のコックリさんゲームです。

そのとき、ゆとりはマナブくんを見て「昔の深夜アニメに出てたカワイイ顔して子供たちから大切なものを盗っちゃうキャラクター」と、マナブくんの存在を昔から知っている発言をしています。

また、マナブくんの絵を描いていたことから、もしかするとマナブくんはゆとり自身が作り出したキャラクターではないかと考察できます。

実際には明らかになっていません。

作中では、16巻73話で沢良宜志法がゆとりの部屋を訪れた際にマナブくんの絵を発見します。

それは最近描いたものではなく、昔に描かれたと思われるものでした。

ですので、ゆとりはずっと前からトモダチゲームと関わっていた可能性があります。

ゆとりの伏線②：盗まれた修学旅行費に関与

ゆとりは修学旅行費２００万円が盗まれた事件について関与しています。

むしろ、指示をだしたのがゆとりではないかと考察できます。

その理由は以下のとおりです。

他のクラスが修学旅行費を銀行振込で集めますが、沢良宜志法らのクラスだけは修学旅行費は現金で回収されています。

「現金で集金したら」とつぶやいたのはゆとりです。

ゆとりは沢良宜志法に以下のような発言をして、現金集金をうまく誘導します。

「友一は銀行口座を持っていないし、振り込み手数料も馬鹿にならない」
「友一だけ現金で集金するのもよくないから、いっそクラス全員が現金での集金になればいい」
ゆとりからの話を聞いた沢良宜志法は先生と相談した結果、現金で修学旅行費を集めることにしました。
 
しかし志法が現金回収した２００万円をロッカーに保管したのもつかの間。
 
一瞬で現金が盗まれてしまいます。
 
ゆとりは盗んでいませんが、現金集金を指示したのはあえてだと考察できます。

ゆとりの伏線③海童聡音のセリフ「バケモノ」

この「バケモノ」という言葉は、最初はゆとりの胸の大きさをそう呼んでいたはずでしたが、実際には違っていました。

仲間にはトモダチのフリをし続けてきた、ゆかりの驚異的な心理と演技力に対して「バケモノ」と読んでいたのです。

聡音はゆとりをすぐに裏切り者と察していました。

仲間の間で友達のふりを長い間続けてきたその演技力に対して「バケモノ」とゆとりのことを呼んでいます。

当時は、ゆとりの胸の大きさがバケモノだと誤魔化していましたが、そのセリフの真意はゆとりの本性を見抜いて出た言葉だったのです。

トモダチゲーム・ゆとりの暗い過去

ゆとりには暗い過去があります。

どんな過去があるのか、まとめてみました。

ゆとりの過去①昔いじめられていた

ゆとりは中学時代に酷くいじめられていました。

いじめの原因は、「ゆとり」という名前がいじめられる原因となったと明かしています。

いじめの内容も水をかけられたり、教科書が読めない状態になったりと壮絶です。

最終的にお金を渡せばいじめは止まります。

しかし、その金額は学生であるゆとりには払える金額ではありません。

そのため、いじめっ子にお金を渡すため「援助交際」までしていたのです。

ゆとりの過去②援助交際をしていた

ゆとりは、中学時代にいじめらが原因で援助交際をしていました。

年上の男性と食事にいったり、デートをするなど、さらにはコスプレまでして写真も撮られたり。

まだ中学生なのに、身体をはってお金を稼ぐという非常に辛い過去と思います。

この時点でゆとりに同情の声があがりそうですが、実際には「援助交際」はお金を稼ぐための手段として進んでやっていたようです。

ここら辺でもゆとりの伏線が色々とでてきます。

ゆとりの過去③実母を虐待していた

ゆとりは自分の母親を虐待していたようです。

これについては16巻73話に描かれています。

沢良宜志法がゆとりの自宅を訪れたとき、ゆとりが母親にスタンガンで虐待している場面を目撃されます。

さらに、ゆとりは母親に以下の通り暴言をはきます。

「おかえりじゃねぇだろ！このクソババァ！！」

「なんで酒が買えんだよ。金持ってねぇだろう、お前！」

「まさか、また私の部屋に勝手に。お仕置きだな。私の言うことを聞かなかった罰だ！！」

母親はお酒に酔っている状態ですが、それにしても普段のゆとりから想像できない発言セリフですね。

また、ゆとりの部屋には高価なモノがたくさんあるので、お金には余裕がある事がわかります。

さらに、ゆとりの自宅には斯波大善の息子である斯波真次が一緒にいたのです。

大金をどう稼いでいるのか、なぜ斯波真次が一緒にいたのかは、謎に包まれています。

ゆとりの過去③殺害関与の可能性

ゆとりは、16巻77話の「トモダチ殺し合いゲーム」で、沢良宜志法の指示を受けて、自分が美笠天智の父・優高を殺したと証言しています。

でも実際にはゆとりの指示をうけた須原岳に殺されたとも考えられます。

その理由として、ゆとりは須原岳と一緒に「志法が須原岳を殺したように見せるため」の演技をしていたのです。

志法が友一の敵であるように見せるためです。

ゆとり自身が美笠優高を殺害をしたかは明らかになっていませんが、殺害に関与していることは事実のようです。

トモダチゲーム・ゆとりが「怖い」理由について

グーグル検索で「ゆとり　怖い」と検索されている理由について解説していきます。

これまで書いてきた通り、トモダチゲームのゆとりが裏切りもので黒幕であることが判明します。

いじめられていた過去もあり、最初は大人しく気が弱くて、皆に頼る姿が多いゆとりの姿が、演技であったこと。

そのギャップにたいして読者から「ゆとり　怖い」と思われるようになっています。

トモダチの裏切りは怖いですね。

さらに、ゆとりの表情も変貌していきます。

真の裏切りものがゆとりであることを予測していたものの、ゆとりの表情が更に怖いと感じさせるようです。

たしかに「あの気が弱いゆとりはどこに？」といった感じの顔ですよね。

以上が、ゆとりの裏切りや伏線・暗い過去について解説となります。

アニメ化となってますます注目されているトモダチゲームですが、漫画も完結していないので今後の展開も楽しみですね！

まとめ

以上、「トモダチゲームのゆとりは裏切り者で伏線は？暗い過去も解説！」と題してまとめてみました。

大人気ヒット作のトモダチゲーム、アニメ化の放映も楽しみですね！

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