サマータイムレンダの影とは!病や能力・設定用語を詳しく解説!

サマータイムレンダ
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田中靖規先生による作品で「少年ジャンプ+」連載、累計1億3000万PVを誇った『サマータイムレンダ』が人気で話題です。

そして2022年アニメ化と連続2クールの放映でさらに注目を浴びています。

そこで今回は「サマータイムレンダの影とは!病や能力・設定用語を詳しく解説!」と題して、サマーレンダタイムのハイネについて詳しく解説していきます。

サマータイムレンダは過去をループするので、理解することに時間がかかります。

その辺りも含めハイネの正体や目的について詳しく解説していきます。

参考になれば幸いです。

※ネタバレも含みますのでご注意ください。

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サマータイムレンダの「影」について解説

「サマータイムレンダ」の重要キーワード「影」とは何かについて解説していきます。

サマータイムレンダ「影」とは

影とは「その人間のコピー」のことを指します。

影はオリジナルの人間をコピーしますので、外見も全く同じ姿となり、オリジナルの人間と区別がつきません。

さらに影は見た目だけでなく、内蔵から指紋、声、記憶、感情、DNAとありとあらゆる全てがコピーされます。

ですので、オリジナルと影を見極めるのは不可能です。

ただし、コピーされる際の「記憶」に関しては、オリジナルが忘れてしまった記憶も影はコピーされりので、影はオリジナルが忘れていた記憶がしっかりと思い出せるという違いは発生します。

「影の病」とは

『サマータイムレンダ』の舞台・日都ヶ島(ひとがしま)では、「影の病」が語り継がれていました。

しかし「影の病」は迷信ではありません。

以下は、漫画1巻で左目に眼帯をつけた老人のセリフです。

「影の病にかかったら影を見るようになる・・・影を見た者は死ぬ」

この意味は、「影」がオリジナルを殺すことを意味しています。

島の住民は「影」自体の存在を知らないため、「影の病」という風土病として語り伝えられてきたのです。

実際には、「影」は実在していますが、病気ではありません。

「影」の生みの親はヒルコ

そもそも影がどうやって作られたのかを説明していきます。

まず、影を作った人はヒルコです。

ヒルコとは、影の起源(大元)で、本名は蛭子命(ヒルコノミコト)です。

時はさかのぼって江戸時代、日都ヶ島にたどり着いたヒルコが、ハイネの姿になって、他の人間をコピーし影を作ったことが影のはじまりです。

地元民は神社のことを愛称で「ヒルコ様」と呼んでいて、ヒルコ様とはサマーレンダタイムの舞台・日都ヶ島北部に位置する「日都神社(ひとじんじゃ)」に祀られている神様のことを指します。

このヒルコが人間の姿をコピーする能力を持っていたことから、遥か昔から日都ヶ島には影が存在していました。

ヒルコ様の本当の名前は蛭子命(ヒルコノミコト)といい、豊漁の神様として親しまれてきた存在でした。

影の能力や弱点について

影には以下の4つの能力があります。

<影の能力>

用語 解説
コピー 影の能力。後述の「スキャン」したデータを「プリント」する一連の動作がコピーとなる。
スキャン 影が自らを発光させ、対象物を読み取ることができる。
プリント スキャンで読み取ったデータをもとに、影(立体)を作り出す。
※増えた影は自分の意思で行動する
消去 スキャンやコピー後に元となったオリジナルを消すことをいう。(人間の場合は殺害が必須)。
オリジナルが残ったままの影は、いずれ消える。

以下、具体的に説明していきます。

影の能力①コピー

影の能力1つ目「コピー」です。

言葉とおり、後述の「スキャン」したデータを「プリント」する一連の動作をコピーと呼びます。

オリジナルをコピーすることで、影が生成されます。

また「影」の能力であるコピーには以下2種類あります。

・変身:「影」自身が自分の体にスキャンした物体を写す
・分娩:「影」がスキャンした物体を自身の体を分裂させて新しい「影」として産み出す
影の母となるハイネは「オカアサン」と呼ばれるほど影を作り出しています。
 
いわゆる「分娩」を繰り返していることになります。
 

「影」は人間をコピーした場合、そのオリジナルが生きている状態で1週間が経過すると影自身が消えてしまうというルールがあります。

ですので、本能的に「影」はオリジナルを殺そうとして生き延びようとします。

「影」は、いつの間にかオリジナルになりすまし、容赦なく人間を殺していく、非常に恐ろしい存在です。

言葉としては機械的で人間が操るイメージを想像しがちですが、サマータイムレンダでは影は人間以上に恐ろしい物体とされています。

影の能力②スキャン

影の能力2つ目「スキャン」です。

影が自らを発光させ、対象物を読み取ることができます。

被写体の構造の複雑さによりスキャンにかかる時間が異なり、 スキャン中は身動きが取れなくなります。

といってもスキャンの時間は、人体で数秒間ほどです。

スキャンの精度は非常に精巧です。

上述の通り、生体であれば容姿、内臓、DNA、さらに記憶までも正確に読み取ることができるという精度の高さです。

また、何もスキャンせずに体を発光させることで、照明代わりにもなります。

影の能力③プリント

影の能力3つ目「プリント」です。

スキャンで読み取ったデータを元に影を作り出します。

人間以外のモノや液体や気体などもプリントできます。

ただし、機械のようなモノに関しては、オリジナルの機械を「消去」することで使用可能となります。

また、影は人の形をしていても、影の本体は地面に映し出される「影」(平面)です。

平面の影でも、人間を殺すレベルのダメージを受けると致命傷を負います。

一方、人の姿をしている立体の影は、ダメージを受けたとしても何度でも回復可能です。

影の能力④消去

影の能力4つ目「消去」です。

消去とは、スキャンやコピー後に元となったオリジナルを消すことをいいます。

消去すると「バチュッ」という音と共にオリジナルは消えてしまいます。

そして、そのオリジナルの影が黒いシミとして、その場に残ります。

影の弱点

影にも弱点があります。

<影の弱点>
・火

・影

影の弱点1つ目はです。

影は火に弱いようです。

影の弱点2つ目は影」です。

上述の通り、「影」の平面部分の影に攻撃(人間を殺すほどのレベル)を与えることで「影」はダメージを受けます。

※立体の影にダメージを与えても回復します。

したがって、平面の影に攻撃することでダメージを与えることができます。

そして、影に3箇所以上の釘や杭を打ち込むことで、「影」の動きを止めることができます。

ただし、この場合は影は生きたままの状態です。

2種類の影

「影」には2種類の影があります。

①影
②野良の影

上記2つの違いについて解説していきます。

①の「影」は、オリジナルをコピーして全く同じ人間として振る舞う事ができる「影」です。

感情や記憶も同じです。

一方、②の「野良の影」とはコピー能力が衰えた影です。

「野良の影」は影としての能力が低下しているので、新しい影を産み出すことも出来ません。

また、外見もオリジナルからかけ離れた完コピーではない状態です。

影としての能力がないため、ネズミや鳥、魚などを食べながら、ひっそりと人目につかない場所で暮らしています。

①の「影」が衰えると②の「野良の影」に変貌していきます。

そして、最終的には「泥」となって、空の影となっていきます。

「影」の設定・用語について

影は上述の通りコピー、スキャン、消去といった能力をもっている中で、他にも影を取り扱うための注意点や用語の設定もあります。

簡単にいうと、取扱説明書の注意事項部分にあたります。

そちらをご紹介していきます。

※これまでの説明と重複している内容もあります。

①影の平面部分とは

影の本体は地面に落ちる影(平面)です。

人間として見える立体部分は本体ではないため、大きなダメージを受けても回復できます。

しかし、本体である平面にダメージを受けると、影の「データ」が損傷してしまいます。

損傷を治すには、再度オリジナルを再スキャンすることで復活します。

平面の方に大きな打撃を受けると、その影は死んでしまいます。

死んだ影のオリジナルが存命していれば、その人間には「免疫」が作られ二度とコピーはされず影は生まれません。

また、影は平面に潜り高速で移動、狭い隙間や壁を垂直に移動することができます。

しかし、その間に立体を押さえつけられていると、その影は平面に潜ることができません。

②影の分娩・コドモ・マゴとは

影の中でも「オカアサン」といわれる存在がハイネです。

ハイネはまさに影の母であり、何度でも影を生み出すことができます。

影が別の影を生み出すことを「分娩」と呼びます。

ハイネから産まれた影を「コドモ」、コドモから産まれた影を「マゴ」と呼びます。

そのコドモは一度だけ影を生み出すことが可能ですが、マゴは影を生み出すことが不可能です。

また、ハイネにはテレパシーを使うことができる能力が備わっています。

影のコドモたちへ一斉にテレパシーを使って指示をしたり、他の影や人間に触れることで自身の記憶を与えることもできます。

③影の寿命

影は人間になった場合、経年劣化していきます。

見た目が幼児や赤ちゃんの姿へ退行したり、形が崩れて異形の姿になります。

そして、最後は「泥」となり消滅してしまいます。

コピーしたオリジナルの人間が生き続けている場合、1週間以内にその人物を殺さなければ影自身が消えてしまいます。

また、影は自身の体の一部(例:髪の毛)を使ってプリントすることもできますが、コピーしたモノが元の影自身から50メートル程度離れてしまうと消えてしまいます。

人以外のモノをコピーすることも可能ですが、同時に複数コピーすることはできません。

モノや気体(電気やエネルギーなど)は、コピーしたオリジナルを消去してから、新しいモノをコピーできます。

消去しないままコピーした場合、単なる物体でしかなく使用することはできません。

例えば、弾丸の入った機関銃をコピーして使用し、弾丸を使い切った場合、消去後に再度プリントすることで、再び弾丸を撃つことができます。

影と人間の見分け方

影と人間の見分け方は基本的には困難です。

しかし、影には以下2つの特性があります。

①高い身体能力を持っている
②影(平面)を踏まれることを嫌がる
1つずつ詳しく見ていきます。

影は身体能力が高い

基本的にオリジナルと影を見極めるのは困難ですが、影は特別な身体能力を発揮することが可能です。

オリジナルと影を見極めるための特徴といってもいいでしょう。

オリジナルが持っている能力とは別に、影には影独自の超人的な身体能力を発揮することができるのです。

また、影は戦闘能力レベルが基本的に高く、動きが素早いです。

そのため、戦いに向いていて、攻撃も素早いのが特徴です。

影は影(平面)を踏まれることを嫌う

「影」と人間を見分ける手段があります。

それは、影を踏むことです。

「影」は地面にうつる平面の影が正体です。

立体の影、すなわちと人間の姿の部分は形だけで、中身はありません。

ですので、上述のとおり立体部分にダメージを与えても回復してしまいます。

影は自分の影を踏まれることを好みません。

影を踏まれないように避けるので、人間かどうか見極めるために影を踏もうとすることで、影かどうか判断可能です。

サマータイムレンダの登場する影たち

サマータイムレンダに登場する影で重要キャラを紹介していきます。

ウシオ

ウシオは潮の影です。

潮の影で本作のヒロインであるウシオについて解説していきます。

しかし、自分が影である記憶を失っており人間だと思い込んでいます。

ですので、普通の影とは違って、人間に協力的です。

また、慎平と行動を共にするにつれて、徐々に記憶を取り戻しますが、影の能力を操り慎平をサポートしていきます。

本来影は人間を好みません。

しかし、ウシオだけは一般的な影とは違います。

ミオ

ミオは澪の影です。

人間の澪とは異なり表情が少なく、冷徹で残忍な性格です。

慎平たちを何度も窮地に追い込む恐ろしい影です。

シオリ

シオリは小早川しおりの影です。

他の影とはどこか異なっています。

ハイネ

ハイネはヒサコの影です。

影たちの母であり、影たちから「オカアサン」と呼ばれる存在です。

外見は和服を着た少女の姿をしています。

※ハイネについて更に詳しく知りたい方はこちら

シデ

シデは四本の腕を持つ正体不明の影です。

体格が男性と女性の両方なところが特徴です。

外見とは裏腹に丁寧な言葉遣いで話します。

※シデについて更に詳しく知りたい方はこちら

以上、

サマータイムレンダで登場する重要キャラの影たちでした。

まとめ

以上「サマータイムレンダの影とは!病や能力・設定用語を詳しく解説!」と題してまとめてみました。

2017年に「少年ジャンプ+」で連載が始まった漫画サマータイムレンダは、2021年2月に完結しています。

大人気ヒット作の「サマータイムレンダ」原作を読みたい方は、Ameba漫画をおすすめします。

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