待ちに待っていた待望のアニメ化が決定した「サマータイムレンダ」ですが、漫画原作について意外にも「つまらない」という声もあがっているようです。

高評価の口コミが殺到するなか、批判的な声もちらほらあるようです。

そこで今回は「サマータイムレンダがつまらない・面白くない理由は？タイトルの意味や評価感想まとめ」と題して、つまらないという読者の感想も交えて、解説していきます。

「つまらない・面白くないと言われる理由」について参考になれば幸いです。

サマータイムレンダの内容がつまらない
サマータイムレンダがつまらない・面白くない理由
サマータイムレンダは面白い！
1. 続きが気になるSFミステリー
2. 絵がうまい
サマータイムレンダのタイトルの意味について
サマータイムレンダを無料視聴する方法
まとめ

サマータイムレンダの内容がつまらない

結論だけ先にお伝えすると、「サマータイムレンダ」の内容が”面白くない”と感じている人は少数派です。

SNSでは「とてもおもしろい」「サマータイムレンダ好き」と騒がれていますし、が、話題となり注目されているからこそ、批判的な意見もあるのは仕方ないことです。

サマータイムレンダ自体は非常に高評価で「良くあるループ作品かと思ったら大間違い」という面白いという意見もたくさんあります。

人それぞれ様々な感想がありますので、あくまで参考レベルで記事をお読みいただければと思います。

サマータイムレンダがつまらない・面白くない理由

サマータイムレンダがつまらない・面白くないと言われた理由について解説していきます。

タイムリープで難しい・分かりにくい

サマータイムレンダがつまらない・面白くないといわれる理由１つ目は、内容理解が難しいです。

なぜなら｢タイムリープ｣という過去に何度も遡る設定だからです。

過去にタイムスリップする設定上、同じシーンが多くなってしまって飽きてしまう読者もいるようです。

またタイムループによって読み返すことが出来ないと、理解が難しくなってきてしまいます。

そのため、連載中は中々物語が進まないこともあり、小説やアニメで一気に結末が分かる作品でないと、興味が続かない方もいたようです。

アップテンポが好きな読者や難しい設定を好まない方は内容理解をする時点で断念してしまうかもしれません。

これまでにタイムリープ系のヒット作品は数多くあります。

代表作としては漫画｢オール・ユー・ニード・イズ・キル｣、｢シュタインズ・ゲート｣、｢Re:ゼロシリーズ｣といった作品です。

むしろタイムリープ系を好む読者も多くなっています。

サマータイムレンダ面白いけど難しい。でも難しいから面白い…

— YMT (@koumeda_you) September 1, 2019

巻を進めて読んでいくほどに、最初の方は謎だらけでよく分からないと感じる人もいると思いますが、ぜひそこをひと踏ん張りして（４巻あたりまでは）、読み進めて欲しい作品です。

テンポが悪い

サマータイムレンダがつまらない・面白くないといわれる理由２つ目の理由は「テンポが悪い」です。

話の展開が早くないので、テンポが悪くつまらない・面白くないと感じてしまう読者もいたようです。

サマータイムレンダは2017年10月23日～2021年2月1日まで「少年ジャンプ＋（プラス）」で連載されていて、1億3000万PVという数値で注目を浴びています。

ただ、｢少年ジャンプ+｣はページ数が少ないので、話がなかなか進みません。

結果、テンポが悪いといった評価につながり、つまらない・面白くないといわれる原因につながってしまったと思われます。

また、上述したとおり、サマータイムレンダはタイムリープを繰り返す設定です。

そのため、同じ場面の繰り返しもテンポが悪いと感じてしまう理由も考えられます。

漫画を一気読みできる環境であれば解消できますが、連載となると難しいですね。

アニメ化となり、より分かりやすくまとめられる可能性もあるので、この辺りは期待したいですね！

設定がパクリで面白くない

サマータイムレンダがつまらない・面白くないといわれる理由３つ目の理由は「設定がパクリで面白くない」です。

タイムリープ系の人気漫画作品は数多くあります。

タイムリープ系が好きな読者は、過去の作品と比較する傾向があるので、どうしても設定や内容がパクリと見えがちです。

そのためサマータイムレンダも漫画｢オール・ユー・ニード・イズ・キル｣と似ている・パクリといった検索も多く批判的な意見もありました。

実際には｢オール・ユー・ニード・イズ・キル｣とは全く別物でパクリでも何でもありません。

「サマータイムレンダ」はタイムリープをしながら｢影｣と戦うSFサスペンスです。

主人公がタイムリープする部分だけを見れば、どうしても設定がパクリと見えてしまうかもしれませんが、それぞれ面白みが違います。

最近では「異世界」シリーズ、「鬼」シリーズ、「サッカー」シリーズなど大きなジャンルで分ければ類似作品は耐えません。

物語に登場する一つ一つの要素は「あーこういうの、他の作品で見たことあるなぁ…」という要素は出くわすこともありますが、実際に最後まで読んでみると、全く別物です。

サマータイムレンダは面白い！

サマータイムレンダが「つまらない」「面白くない」理由を挙げさせていただきました。

一番の理由としては「テンポの悪さ」がいえるかなと感じました。

ただ、サマータイムレンダはそもそも高評価の感想が多いのは事実です！

以下、サマータイムレンダが面白いという絶賛の感想についてまとめてみました。

続きが気になるSFミステリー

サマータイムレンダを実際に観た大半の方は「面白い」という絶賛コメントでした。

サマータイムレンダはまじで毎回面白くて面白くない話しが1話もないのでほんとにすごいと思います
そして毎話秒で読み終わる
伏線もすごいし作画も綺麗であれ全部先生ひとりがやってるのとか信じらんない……

— 最近原神しかやってないせいかいのおと (@sekaito_noto) May 11, 2020

ジャンプラのサマータイムレンダ見てる人いない？
もうめっちゃくちゃ面白くない？
単行本買おう
映画化してほしいくらい

— hiyori (@j7f_r) June 12, 2018

物語は意外な展開過ぎるので読者は続きが気になってしかたないようです。

また、ミステリー物なうえに、色々繰り返すので、読み返すことで、伏線を思い出したりして、あれこれ推測出来て、面白さ倍増です。

電子書籍が流行っていますが、この作品はあえて単行本を購入し読み返しながら読みたいという方も多くいます。

タイムルームとSFが上手く融合して、話がよく練られているので、設定がきちんとされているなと感じます。

絵がうまい

サマータイムレンダの魅力は「絵」です。

絵が上手いと絶賛のコメントも多く、アクションシーンもありますが、構図やコマ割も上手いと高評価です。

この作品を読みたいと思うきっかけで、「絵」は最も重要です。

作品の絵が好きでないと、どうしても読みたいという気持ちが進みません。

田中靖規先生の絵はとてもキレイです。

サマータイムレンダすげえ面白い

田中靖規先生、絵も演出もストーリー構成もレベルアップしすぎじゃない？
キャラ付けにいい意味での荒木先生テイストも残しながら上手いこと魅力の一つになってて…
地獄楽といい月曜ジャンプ+はレベルが高すぎる pic.twitter.com/7LCR9neqBM

— 清順 (@seijyun09) February 12, 2018

田中靖規先生にサインいただいたよ！サマータイムレンダ5巻。ずっと読ませていただいてます、5巻も最高です、ホラーでもあるけどアクションかっこいい、絵が綺麗。 pic.twitter.com/FIHZBg59ya

— カラスヤサトシ (@karasuyasatoshi) February 25, 2019

サマータイムレンダのタイトルの意味について

次にサマータイムレンダのタイトル意味について解説していきます。

ゲーム用語で「リアルタイムレンダリング」という言葉があります。

リアルタイムレンダリングとは、リアルタイムに画像の解析や生成ができる、コンピュータグラフィックス分野の技術のひとつです。

サマータイムレンダはこの言葉をかけています。

コンピューターがCGを描写するレンダリングのように、夏の時間を慎平が見ているという意味で名付けられたそうです。

サマータイムレンダの作者・田中靖規先生がインタビューで以下の通り語っていらっしゃいます。

タイトルも英語の『サマータイムレンダ』ですし。このタイトルにした理由はどうしてでしょうか？

田中：ゲーム用語で「リアルタイムレンダリング」って使うじゃないですか。コンピューターがCGを描写するレンダリングのように、夏の時間を慎平が見ているという意味で名付けました。

引用：コミスペ

確かに、サマータイムレンダの絵は、影の描写がモザイクみたいに入るのもCGっぽく描かれています。

田中先生曰く、モザイクのほうがデジタル感があって、SF感が出てよいかなと思われたそうです。

デジタルなイメージと、コンピューター用語の「レンダリング」という単語がマッチングしたそうです。

また、タイトルでも雰囲気が分かるようにされたかったそうです。

そのため「夏」「時間」といった単語も加えて、「サマータイムレンダ」というタイトルが作られたそうです。

そんな意味があってタイトルが名付けられていたとは、とても深いタイトルですね！