トモダチゲームの友一の過去や正体は?母親が運営者と関係してる?

トモダチゲーム
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「別冊少年マガジン」2014年1月号から連載の「トモダチゲーム」がついに待望のアニメ化決定となりました。

アニメの放映は2022年4月より日本テレビ、BS日テレにて放送スタートです。

突如「トモダチゲーム」という多額の借金を返済するため「お金」と「友情」を天秤にかけられたゲームに巻き込まれた5人の高校生の話です。

トモダチを信じたいけど裏切られる「お金」が絡んで生じる人間の心理や、それでも相手を信じて問題を切り抜けようとする、緻密な心理描写も魅力となっています。

そこで今回は「トモダチゲームの友一の過去や正体は?母親・ゆとりとの関係についても!」と題して、主人公「友一」について解説していきます。

友一の過去や正体について、また、友一の「母親」や「ゆとりとの関係」についても見ていきます。

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トモダチゲームの友一の過去や正体は?

トモダチゲームの主役・片切友一(かたぎり ゆういち)こと友一は、読者からも「性格が悪い」と言われています。

しかし、主人公がひねくれた影のある性格が読者にとっては魅力が増します。

ですので、性格悪いと書かれながらも、トモダチゲームの中では一番人気のあるキャラクターです。

友一の弄れた性格は、どうやら過去に育ってきた環境が関係しているようです。

友一の過去①両親がいない

友一は両親がいません。

両親が一体誰なのか、明らかになっていません。

どこで生まれて、親がいなくなったのかなど、幼少期についても公表されていません。

ただ、現在は高校2年生で内職や新聞配達で生計をたてていることは事実です。

苦労してきた感じがありますね。

そして、性格は非常に友だち思いです。

ただし、トモダチゲームに参加する友一は、勝利のためなら手段を選ばないという二面性があります。

その行動発現にはトモダチもドン引きするレベルです。

友一の過去①育ての親がいる

友一の実両親は不明ですが、育ての親がいます。

育ての父:斯波大善(しばたいぜん)

友一の「育ての父」は斯波大善です。

斯波大善は、稀代の詐欺と呼ばれている金を騙す術はプロ並です。

友一は、そんな斯波大善から金の怖さ、価値、人を騙す術、ギャンブルの方法、そして1人で生きていくことについても学びます。

斯波大善のことを「先生」と呼ぶ友一ですが、”斯波”という名前に嫌悪感を示す描写があります。

11巻52話で、心木ゆとりと友一の会話で、以下のようなやり取りもあります。

心木ゆとり「今でも”斯波大善”のことは後悔してる?」

友一「誰にその名前を聞いた!?」と激怒

過去に一体何があったのか、この表情以外に確信となる部分はなく、どうして「斯波」姓を嫌がるのかも今後のポイントになってくるのかなと感じます。

育ての母:片切友華(かたぎり ゆか)

友一の育ての母は片切友華です。

育ての父とは真逆で、友一にはトモダチの大切さを教えます。

3巻の回想シーンでは、以下セリフが描かれています。

友華「世の中にはお金より大切なものがある。友だちよ」

友一の回想シーンですが、友華が友一に友だちの大切さを説いています。

友一と友華は実際に血縁があったのか不明ですが、友一にとって友華は非常に優しい母の存在です。

ただ、回想シーンの片切友華はいつも病室のベッドの上でした。

病弱だったのか、事件に巻き込まれて後遺症があるのか、このあたりも謎に包まれています。

友一の過去③殺人を犯している

「トモダチゲーム」3巻で友一が人を殺していることが明かされます。

しかも3人も。

その3人とは、

1、斯波大善(育ての父)
2,片切友華(育ての母)
3,不明

まさか、育ての父と母を殺しているとは、誰もが想像つきませんでした。

これまで一緒にゲームに参加していたトモダチも、殺人犯と一緒に行動していたと思うと気持ち悪いと言ってきます。

そんなトモダチの発言に対して、友一は

「もう、いいや。そんなゴチャゴチャ言われるなら、俺 もうトモダチなんていらないわ」

と答えます。

この状況で落ち着いたあたり、冷めた感情がますます友一の過去を深堀りしりたくなりますね。

また、育ての母である片切友華は死んでいない説があり、詳しくはこの記事の下方で書いていきます。

友一の過去④殺人の動機は不明

友一が斯波大善や片切友華をどうして殺したのか、その動機については未だ明かされていません。

殺人について14巻で以下セリフが書かれています。

「友一を引き取り育てた片切友華は最終的に金で売られ、かなり悲惨な目に。それを目の当たりにして片切は・・・」
また、14巻で友一とマナブが話しているシーンでは、
 
友一「トモダチゲームは直接暴力を振るって相手を殺すような設計になっていない」

マナブ「その通りなんだけど、よく知ってるでしょ。別に直接的な暴力なんて使わなくても人は殺せるって。実際、それで1人殺してるわけだし

と描かれています。
 
この内容が正しければ、友一は暴力を使わずに人を殺したことになりますが、断言できる描写は未だどこにもありません。
 
謎が多く、今後の展開も楽しみですね。

トモダチゲーム・友一の母親・ゆとりとの関係についても!

友一の母親について解説していきます。

上述したとおり、友一の実母はいませんが、育ての親・友華は友一を実の息子のようにかわいがっています。

友一の育ての母・友華は死んでない?

友華を友一が殺したとされていますが、友華は死んでいない可能性があります。

その理由として、17巻で以下描写があります。

トモダチゲーム運営の月野が「ボス」と呼ばれる女性と話すシーンです。

ボスと呼ばれる女性

「彼に会うのは何年ぶりだろう。きっと彼は私は死んだと思っているんだろうな」
「でも生きていた、彼に受けた”傷”を抱えて・・・私はずっと生きてきたんだ」

とつぶやきます。

このセリフで、このボスと呼ばれる人物が片切友華ではないかと考察できます。

セリフの「彼に受けた”傷”」とは、体の傷か心の傷かわかりませんが、なにかあったことは確かなようです。

片切友華はトモダチゲームの運営者?

上述にあったように、トモダチゲームのボスと呼ばれている人物が片切友華だとしたら、育ての母とはいえ友一は完全に巻き込まれていますよね。

また、片切友華とゆとりが親子じゃないかと考察する読者もいるようです。

まだまだ謎が多いトモダチゲームを読み返して、色々な考察できるのも楽しみの一つですね!

片桐友一について

最後に、主人公・友一についてまとめていきます。

二重人格な性格ですが、トモダチを大切にする非常に優しい一面を持っています。

現在、高校2年生ですが、学校では以下4人のトモダチとつるんでいます。

  • 美笠天智:学業成績は学年一。検察官だった父親がいた
  • 沢良宜志法:警察官の父親を持つ。正義感が強い
  • 四部誠:市議会議員の父親を持つ。軽薄かつ天然の性格
  • 心木ゆとり:友一が好き。マンガが好きなインドア派。小柄だがスタイルがいい

幼いころ、育ての両親から「金より友達」と育てられ、金よりも友情を大事にする友達思いの熱い性格です。

しかしその本性は卑劣で、ゲームをクリアするためならどんな手段も厭わない人格です。

喧嘩慣れもしていて、観察眼、人心掌握術に長けています。

幼少期から悪事を働いていたので、さほどのことでは動じません。

まとめ

以上、「トモダチゲームの友一の過去や正体は?母親が運営者と関係してる?」と題してまとめてみました。

2022年のアニメ放送により、人気急上昇している大人気ヒット作「トモダチゲーム」です。

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