「少年ジャンプ+」で連載され、累計1億3,000万PVという数字を見せた大人気『サマータイムレンダ』が、人気急上昇中です。
2022年春にアニメ化も決まり、更に注目を浴びている人気作品です。
そこで今回は「【サマータイムレンダ】タイムリープのループを時系列図で攻略!各話の繋がり解説まとめ」と題して、サマータイムレンダのループ(タイムリープ)を時系列を詳しく解説していきます。
時系列を図でまとめていますで、参考にしてください。
「サマータイムレンダは面白いけど内容が難しい」という感想も多く、各話の繋がりを整理できたらスッキリしますよね。
難しいと言われる理由は、過去に遡る「タイムリープ」が繰り返し行われループが原因のようです。
折角なら、ここをスッキリ理解して作品を見ていきたいと思い、時系列でまとめてみましたので参考になれば幸いです。
サマータイムレンダのループが難しい!
サマータイプレンダのループを理解するために簡単なあらすじをご紹介します。
サマータイムレンダのあらすじ
ストーリーは7月22日、慎平がフェリーの中で夢を見るシーン「潮が死んだ―――。」からスタートします。
小舟潮(こふねしお)が死亡するまでの経緯をまとめてみました。
サマータイムレンダはタイムループを繰り返す作品のため、すっきりと理解するために7月22日前に起きた出来事を整理していくことがキーポイントとなります。
そこで、7月22日までに起きた出来事を1つずつ整理しながら見ていきましょう。
7月22日までの経緯
【サマータイムレンダ】〜7月22日までの経緯〜
7月17日 | 潮がしおりから「影」について話を聞く 一昨日から、しおりは自分と瓜二つな人物が後をつけてくる気がしている。 |
7月18日 | 万年青浜(おもとはま)ゴミ拾い大会で、潮が影にコピーされる。 澪と一緒に影ウシオを目撃したことで、影の存在に気づく。 潮は影ウシオと鉢合わせ、2人で菱形医院旧病棟へ訪れる。 影が登場して戦い、影ウシオの影の能力で影に対抗できることを知る。 |
7月19日 | 潮は影に対抗するため、影ウシオの能力を確かめる。 |
7月20日 | 潮と影ウシオは、未来の慎平と影ウシオに向けた動画をスマホで撮影。 動画内容は7月17日から7月20日までの経緯を記録。 |
7月21日 | 海水浴で影シオリにしおりが襲われる。 潮と影ウシオはしおりを助けようとしたが、潮は死亡。しおりも消去される。 潮のお通夜 |
7月22日 | 慎平は潮の葬式に参列するために、フェリーで島へ訪れる。 |
幼馴染・小舟潮の訃報を聞いた網代慎平は、 7月22日に故郷の和歌山市日都ヶ島に2年ぶりに訪れます。
慎平のループ期間中の基本的な出来事
7月22日〜24日は、『サマータイムレンダ』の主人公・網代慎平(あじろしんぺい)がタイムリープを繰り返すループ期間です。
過去にループするたびに少しずつ状況が変わっていきます。
基本的な出来事は同じですが、新しい出来事によって過去と同じ展開ではなくなります。
そこで、上記3日間の「基本的な出来事」は以下となります。
日付 | 出来事 |
7月22日 | 慎平、潮の葬式に参列するためにフェリーで故郷へ向かう。 |
7月23日 | コバマートの一家失踪に関する出入り。 |
7月24日 | 島の夏祭り開催。 |
これらの内容を押さえた上で、さらに詳しく解説していきます。
サマータイムレンダのループを時系列で攻略
以下は、『サマータイムレンダ』の慎平のタイムリープとループを時系列で一覧にしてまとめた図になります。
『サマータイムレンダ』の作品をより楽しむために、慎平の行動を時系列で整理することをおすすめします!
<7月22日>
<7月23日>
<7月24日>
公式サイトはこちらです。
サマータイムレンダ・タイムリープのループを時系列で解説
ここから『サマータイムレンダ』の難しいと言われるループの出来事を時系列で解説していきます。
合計11週繰り返しています。
これを理解するには何度も読み返す必要がありますので、とにかくざっくりと流れを掴みたいという方の参考になれば幸いです。
※ネタバレとなりますのでご注意ください。
1周目は物語のスタートですから、主人公・慎平は一体何が怒っているのか、当然のことながら知りません。
【1周目】慎平が日都ヶ島に向かう
慎平が幼馴染の潮が死んだと聞いて、葬儀に参列するために日都ヶ島(ひとがしま)へ2年ぶりに訪れるフェリーの中で見た、潮の「夢」から物語がスタートです。
この「夢」こそがループのきっかけとなり、大きく関連してきます。
この夢で、慎平は潮から「プレゼント」をもらいます。
夢から覚めた慎平の目の前には、サマータイムレンダ重要人物の南方ひづるの豊満なGカップの胸に顔を埋めているという状況でした。
慎平はすぐさま誤りますが、ビンタを喰らいます。
そして、フェリーを降りると、潮の妹・澪が慎平を迎えに来てくれていました。
自転車で迎えに来た澪は、自転車のブレーキが壊れていたため海に落ちてしまいます。
慎平は澪を海から引き上げ、澪と葬儀場に向かいます。
葬儀場には、幼馴染で親友の菱形窓、潮が命がけで守った小早川しおり、日都神社宮司の雁切真砂人がいました。
潮の葬儀の最中、葬儀場内で謎のフラッシュが発生します。
葬儀が終わり、慎平と澪は潮の実家「コフネ食堂」で夕食をとっている最中、「洋食コフネ」の外には「洋食コフネ」を眺める影ミオの姿が。
そして、影ミオの姿を警察官・凸村哲が目撃します。
翌日、慎平は「洋食コフネ」にランチを食べに来た凸村から、潮が助けた小早川しおりの一家が両親ともども消失していることを聞かされます。
その話を聞いた慎平と澪は、小早川家が経営していた「コバマート」に向かいますが、店は閉まっていて誰もいる気配がありません。
意気消沈する慎平と澪の前に根津銀次郎が姿を見せ、そこで慎平は島に伝わる「影の病」について聞かされます。
それは、
- 影の病に罹ったら、影を見るようになる
- 影を見たものは死ぬ
- 影に殺される
というものです。
すると澪は、小早川しおりもしおり自身とそっくりな子を見たと言っていたし、潮についても潮が死ぬ3日前に潮と瓜二つの人物を見たと言います。
この辺で物語に関わる初期の重要な謎を出して読者の興味を惹きつけています。
影の病のことが気になる慎平達は、影の病について聞いてみようと島の北部に立つ日都神社に向かいます。
しかし、日都神社で目にしたのは瀕死の重傷を負ったひづるで、しかも慎平の目の前で殺されてしまいます。
驚く慎平の前に現れたのは、澪に銃をつきつけて人質にしている、澪そっくりの少女でした。
それこそまさに「澪の影=ミオ」でした。
影は本当に存在した。
呆然とする慎平の前で澪もまたミオに銃で撃たれ、そして慎平もまた撃たれてしまいます。
謎だけが残り、何もわからないまま命を失ってしまう。
これが、慎平が経験した1週目でした。
1周目(7/22)の出来事 | |
夢の中で、慎平は潮からプレゼントを受け取る | →慎平は夢の意味を理解できないでいる。※プレゼントの内容も不明 |
日都ヶ島へ向かうフェリーで、慎平は巨乳のメガネ女性(ひづる)にビンタされる | →慎平は女性の胸に顔をつっこんでしまったので、ビンタされたと思い込んでいる |
日都ヶ島に到着 | |
出迎えてくれた澪が自転車のブレーキが効かず海に落ちる | |
潮の葬儀中に光のフラッシュ現象が起こる | →葬儀参加者はカメラのフラッシュだと思う |
凸村が洋食コフネ前で影ミオを目撃 | |
凸村は影ミオに殺されてコピーされる | →凸村は本物の澪だと思っている(実際は影ミオ) |
1周目(7/23)の出来事 | |
洋食コフネでのランチ時に影トツムラが来店し、コバマートの一家失踪の話を聞く | →誰一人トツムラが「影」であることに気付いていない |
澪と慎平はしおりが心配でコバマートへ向かう | |
澪は「しおりが自分にそっくりな女の子の話をしていた」と慎平に話す | |
コバマート前で眼帯の老人・根津が「影の病」の話を教えてくれる | |
澪がゴミ拾い大会で「潮の影」を目撃したことを慎平に話す | →この時点で慎平は「影」の存在を信じていない |
慎平と澪が影のことを聞くために日都神社へ | |
日都神社の敷地内で影シオリを目撃し後を追う | |
森の中で傷を負ったしづるを発見 | |
影ミオがしづる・澪・慎平がを射殺 | →しづるが慎平に何かを伝えようとしたが何も聞き取れなかった |
影ミオが澪を射殺 | →慎平は初めて「影」の存在をみる |
影ミオが慎平を射殺 | →影ミオが慎平を殺した理由は不明 |
【2周目】影ミオに射殺され死亡
慎平が影ミオに射殺されループした2周目。
1周目に起きた出来事とほぼ同じですが、若干違う出来事が起きます。
慎平自身は同じ出来事が繰り返し起きていることに気付きつつも、なぜそんな状況になっているのか全く分からないままで、混乱しています。
しかし、このままでは自分が殺されることが分かっている慎平はある行動を起こします。
2周目のループは、慎平が7月21日に潮が溺死したシーンを夢で見ているかのように見ているところからスタートです。
目を覚ました慎平は、島に向かうフェリーの中で、1周目と同じくひづるの豊満胸に顔を埋めている瞬間でした。
再び、ひづるから平手打ちを喰らいます。
しかし、慎平は銃で撃たれて死んだひづるを思い出し、平手打ちをされながらも
「鉄砲で撃たれたことあります?」と質問します。
慎平は全てが悪夢だと思いつつ、おかしい状況であることを理解し始めます。
頭を冷やすために外へ出ると「コフネ食堂」を見つめる影ミオと、影ミオに声をかける凸村の姿を目撃します。
慎平が陰から見ていると、影ミオが凸村をナイフで何度も刺して殺してしまいます。
その後、影ミオは凸村の影を作ります。
さらに、慎平は1週目7月23日「コフネ食堂」にランチを食べに来た凸村が、影トツムラであったことや澪が自転車のブレーキがきかず海に落ちてしまったことが、影ミオの仕業であったことを理解します。
陰も隠れていた慎平は、スマホの着信がなり、影ミオ達に見つかってしまい、すぐに殺されてしまいます。
そして、死亡直後に水着姿の潮が現れます。
潮が慎平に何かを伝えようとしていますが、全部を聞き取ることが出来ず「澪のこと守っちゃってね」という一言だけは理解します。
2周目では、慎平は影の存在、影が相手をコピーする瞬間にフラッシュ光を放つことを知ります。
その情報を持って、慎平は再び3周目にループします。
2周目(7/22)の出来事 | |
日都ヶ島へ向かうフェリーでしづるにビンタされる | →慎平はループに気づいていない。1周目の出来事が夢だったと思っている |
日都ヶ島に到着し、出迎えてくれた澪が自転車で海に落ちる | →ここで慎平は出来事がループしていることに気がつく |
潮の葬儀中に光のフラッシュ現象が起こる | |
洋食コフネの外で偶然凸村が影ミオに殺されるのを目撃 | →影ミオが洋食コフネに来ていたことを初めて知る |
影ミオが凸村をコピーし影トツムラが生まれる | →「影」のコピーを実際に見る |
窓からの着信音で影ミオにバレて慎平が首を刺され死亡 |
【3周目】再び影ミオに刺殺され死亡
再び影ミオに刺殺されてループした3周目。
3周目は、ループ全周回の中で唯一7月24日の復活の儀式をむかえます。
また、慎平の運命が大きく変わっていくのも3周目です。
3周目の7月22日は、1周目・2周目と違って慎平が目覚めたのはフェリーから降りた直後の場面です。
慎平も3周目にして時間が戻っていることを理解し始めます。
そこで、慎平は事前に防げることは未然に防ごとうとします。
澪が自転車で迎えに来て海に落ちることを知っているので、体を張って澪を止めようとしたり、少しずつ行動が変わります。
(結局、海に落ちてしまいますが。)
他にも影ミオが凸村を殺してしまう件も、影ミオの存在を証明するためにスマホで撮影したり、さらに凸村をコフネに来ないように遠ざけてミオに殺されないようにするなど、未来を変えるように行動します。
そして、慎平だけでなく、周囲も少しずつ変化しています。
南方ひづるは「島で大変なことが起きるから助けてほしい。キーマンはあじろしんぺい」という潮のメッセージを受けています。
ひづるは、慎平が「鉄砲に撃たれたことがあるか」と質問をした(2周目)ことで、上記メッセージの”あじろしんぺい”は彼のこと?と疑いはじめます。
影ミオの存在証明をスマホで録画したもので、澪に影ミオの存在を信じさせることができました。
次に慎平は、世話好きな汐見というおばちゃんと小早川しおりの家の中へ入ることに成功します。
慎平は1周目でしおりが影を見たこと、しおりの家族は一家消失していることを聞かされています。
家の中にはしおりの影、シオリがいました。
潮の葬儀に起きた謎のフラッシュは、影シオリの仕業であったことを知ります。
そして、シオリが慎平の影シンペイを作り出してしまいます。
小早川家から帰宅した慎平は、凸村から潮の形見のスマホを手渡されます。
7月24日は年に一度の夏祭りです。
夏祭りの人混みの中、慎平は潮と似ている人影を追いかけると、浜辺で潮を見つけますが、死んだはずの潮を知っている慎平は、潮の影ウシオであることが分かります。
しかし影ウシオは、自分自身がなぜここにいるのか記憶が全くなく、これまでの影とは一風違いました。
影ウシオは夏祭りを純粋に楽しむので、慎平は潮と混乱してしまいます。
ところが、妹の澪は影ウシオを見た瞬間に本物の潮ではないと断言します。
しかもいつの間にか、そこにいた慎平は影シンペイに摺り変わっていたのです。
なんと、慎平は影ミオに足止めされ他の場所にいたのです。
その後「南雲竜之介」と名乗る女性(慎平がフェリーで胸にダイブした女性=ひづると瓜二つ)が、足止めされていた慎平を助け出します。
南雲竜之介とは、ひづると双子の姉弟です。
影ミオを倒したひづるに対して、慎平は影の弱点や特性を聞きだします。
そして、影たちから皆を救いたいと思い、慎平とひづるは境内に向かいます。
そこには、四本腕の化け物・影シデと人間の死体がつまれていました。
さらに、慎平の目の前で、影シデは窓、朱鷺子(窓の妹)、澪を殺していきます。
影シデは、殺した人間を影ハイネに食事として与えていきます。
このことを「復活の儀式」と呼んでいます。
影ハイネとは影のオカアサンと呼ばれている、影を作り出す人物です。
衝撃的な映像を目の前で見た慎平は、タイムスリップして皆を救うために、ひづるに「自分を殺してくれ」と頼みます。
ひづるは、「次に戻ったら力になるから必ず自分に会いに来い」と慎平に告げ、慎平を撃ち殺します。
慎平のループが始まると、影ウシオがが現れて慎平に抱きついてきたのです。
さらに慎平がループする空間にハイネは慎平を発見し、ハイネとウシオもまた慎平と一緒にループします。
ひづるに殺された慎平は、ここで初めて世界を俯瞰して見ることになります。
さっぱり理解できない慎平は、その空間で影の母・ハイネと目が合います。
ハイネはこの瞬間、慎平が世界を俯瞰して見ることが出来ることを知ります。
そのまま4周目へのタイムリープが起こります。
7月24日に起きる惨劇を身をもって知ったことで、ここから初めて慎平は影と戦うための活動に出ます。
3周目(7/22)の出来事 | |
日都ヶ島に到着し、出迎えてくれた澪が自転車で海に落ちるのを防ぐために、止めようとしたら慎平自身が海に落ちる | →1・2周目と若干行動がちがってくる |
潮の葬儀中にしおりに話しかける | →慎平はしおりに「影」に近づかないことを伝える |
葬儀中に光のフラッシュは起こらなかった | |
凸村へ嘘の電話をして洋食コフネに来ないよう誘導する | →凸村の死亡を回避 |
影ミオが洋食コフネへ来たのをスマホで録画 | →2周目の記憶から影ミオが実在することを証拠として納めることに成功 |
慎平が右目の色の変化に気づく | →なぜ変化したのかは慎平自身も分からない |
3周目:7月23日 | |
澪に影ミオの証拠動画を見せる | →澪を殺そうとしてい「影」の存在を伝える |
コバマートを探索中に影シオリと遭遇し慎平がされる | →影シオリが「影」であることを知る |
洋食コフネに凸村が来店し潮の形見の携帯を渡される | →潮は死ぬ前日に自分の携帯を慎平に渡すよう凸村に託していた |
慎平は「影」の存在を窓に打ち明ける | |
澪から潮の貝のネックレスを渡される | →貝は小学生時代に慎平が潮に渡した誕生日プレゼント |
3周目:7月24日 | |
夏祭り前に影ウシオと遭遇する | →影ウシオは自分が影ではな潮本人と思いこんでいる |
慎平、澪、窓、朱鷺子で夏祭りへ行く | |
日都神社へ向かう途中、慎平は影ミオに襲われるが、しづるに助けられる | |
影シンペイの登場 | →影シンペイは3周目7月23日に慎平が影シオリにコピーされた |
→影シンペイは慎平がループしていることに気づいている | |
しづる(南雲竜之介と名乗る)が影ミオを殺害 | 南雲竜之介はしづるの双子の兄弟 |
【復活の儀式】日都神社で4本腕の影シデが島民皆殺し | →朱鷺子と「影」に何らかの繋がりがあることが判明 |
南雲竜之介が4本腕の影から攻撃を受け負傷 | |
ハイネの登場 | |
ループするために慎平が南雲竜之介に撃たれて死亡 | →慎平は死亡すればループすることを分かっている |
→南雲竜之介に4周目のループで会うことを約束する |
【4周目】南雲竜之介に銃殺されて死亡
ループするために南雲竜之介に銃殺してもらった慎平は、約束通り、まずはひづる(=南雲竜之介)に会いにいきます。
この4周目からは、慎平たちが影を追う流れに変わっていきます。
3周目をきっかけに、流れがかわる大きな一歩が4周目のはじまりです。
4周目の始まりは、潮の葬儀場へ澪と向かう途中の場面です。
慎平はこの時点で、ループのスタートが毎回後ろにずれていることを認識します。
潮の葬儀(4度目)を終え、慎平はひづると連絡を取ることができました。
ひづるは、慎平がタイムリープを繰り返していることを理解し、根津とともに影と戦う仲間となります。
3人はまず小早川家の影シオリや親達3人を倒すために、小早川家へ向かいます。
その中で慎平は、ひづると南雲竜之介、双子の姉弟の関係性を知ります。
一緒にループしたウシオは、浜辺に流れ着いており、慎平の前に姿を現します。(2周目では24日に出会っている)
ただ、ウシオは最初から普通の影と少し違っていて、24日の儀式の悲劇時は慎平を守るために影達を敵として戦ってくれたり、影ミオの襲撃からも守ってくれました。
慎平にとって影ウシオは敵ではなく味方と思ってしまい、折角仲間となってくれたひづる達から敬遠され別行動になってしまいます。
慎平は窓(親友且つ菱形医院の息子)に、影やループのことを話して協力をしてもらえないか話をします。
なぜなら、夏祭りのとき、朱鷺子は影と話していたのを目撃しており、菱形医院は影と何か関係があるのでは?と考えたからです。と考えた慎平は、親友であり同時に菱形医院の息子でもある窓にウシオの正体とループのことを話して協力を得ることにします。
窓と話しを終え、慎平は潮のスマホ(凸村から預かっていた)を影ウシオに渡し、指紋認証ロック解除をしてもらいます。
そこには、死ぬ前の潮の動画が残されいました。
内容は、
・潮の影ウシオが生まれた理由
・潮と影ウシオは二人で影と戦うことを決意したこと
影ウシオは動画を見て、自分の記憶を取り戻し、7月21日に潮が死んでしまった原因、影ウシオの記憶がない理由を慎平と窓に共有します。
すると突然、慎平の腕を掴み「見つけた」と言って影ハイネが現れたのです(怖)。
ハイネも3周目で慎平のループで追いかけてきたのです。
慎平たちは記憶の世界から現実世界へすぐさま戻りましたが、慎平の腕にはハイネに掴まれた手跡がくっきりと残っていて、ハイネにしっかりと捉えられてしまったことが分かります。
「菱形医院の旧病棟の地下」が影と関連していることが判明し、7月23日の夜に慎平・影ウシオ・窓が現場へ向かいますが、朱鷺子が影たちを従えている姿を目撃します。
ひづるや根津、また澪と凸村も影シオリに誘導されて地下にたどり着きます。
関係者全員が集合します。
菱形医院の旧病棟の地下奥には、影たちの母・ヒルコ様の洞があり、そこにはヒルコ様がコピーした影ハイネが栄養失調で弱っていたのです。
このままではハイネは死んでしまうので、ハイネが衰弱した体を元に戻すために何が行われていたかと言うと、
人間の死体を食べることです。
ハイネの餌は、人間の死体です。
夏祭りは人間がたくさん集まる場所であり、ハイネにとって好都合なわけです。
<朱鷺子がなぜハイネに協力しているのか>
それは、自分たちの影となってしまった母親を守るためでした。
朱鷺子と窓の実母は死んでいますが、影となった母親と一緒にくらいしているのです。
影の母・ハイネが死ねば朱鷺子達の影母も死んでしまいます。
母親を死なせたくない朱鷺子はハイネに従いハイネに協力していたことが判明します。
<慎平がなぜループしているのか>
慎平自身もなぜ自分だけがループしているのか理解できませんでしたが、ここでようやく判明します。
実は慎平の右眼はハイネの右眼だったのです。
この眼は「神の眼」は恐るべき神の力と言われています。
その力とは、高次元から幾つもの並行世界を観測することが出来る能力&(慎平が)観測した世界を「事実」にする力も備わっているのです。
→よって、慎平自身で世界を「描写(=レンダリング)」していたのです。
<慎平の右眼はいつから変わったか>
慎平の右眼はいつから変わっているのかというと、1周目からです。
1周目の時点で、既に右眼の色が変わっており、力も持ち合わせていたようです。
ただ、慎平がハイネの右目を手に入れる描写は描かれていません。
おそらく1周目の最初の夢で「潮からプレゼントをもらう」プレゼントを指しているのかと予測します。
しかし四本腕の化け物は、慎平がその力(観測した世界を事実にする力)を使いこなせていないと言います。
ループは死なないと発動しません。
であれば、ハイネは慎平を殺さずに動けない状態(監禁状態)にして生かし続けようとします。
慎平は事実を知らされますが、立ち向かいます。
「何編でも・・・おれは何編でも何編でもやり直すっ!最後にお前たちを必ず倒す!」と言いながら、猛毒の昇汞(塩化水銀)を口にして服毒自殺をします。
4周目ラストで、ハイネとシデに慎平のループの謎が明らかになり、実は慎平がこの世界をレンダリング(描写)していることが分かったというワケです。
そして5周目のタイムリープが起こります。
4周目:7月22日 | |
慎平が海に落ちた後、澪と洋食コフネへ向かう途中からスタート | →タイムリープの始点が進んでいることを慎平は確信 |
→慎平が海に落ちた出来事は、タイムリープ始点前の出来事になってしまったため、ループしても事実となる。 | |
潮の葬儀に南雲竜之介(南方ひづる)が登場 | →南雲竜之介は南方ひづるの本体に共存していることが判明 |
→ひづるは潮の葬儀に初めて登場する | |
潮の葬儀中にしおりに話しかけることでフラッシュは起こらない | |
眼帯の老人・根津とひづるに慎平はタイムトラベラーだと認められる | →ひづるは慎平がタイムトラベラーであることを理解する |
ひづると根津がコバマートで影シオリを襲撃し殺す | →慎平は過去の出来事と異なる展開に焦り、できるだけ過去の出来事と変えないように注意する |
小舟家に影ウシオが登場、影ウシオも慎平とタイムリープしていた | →影ウシオはなぜか慎平と一緒にループできる |
凸村へ嘘の電話をして影ミオとの遭遇を回避 | |
窓に明日連絡すると伝え窓からの着信を回避 | →過去に窓からの着信音が原因で影ミオに見つかって殺されている。 |
影ミオが小舟家に侵入し襲撃を受けるが、影ウシオに守られる | →慎平は自分を守ってくれた影ウシオを信用する |
ひづると根津は影ミオを倒す | |
慎平が影ウシオを信用するので、ひづると根津は慎平と別行動をとる | →影であるウシオはひづると根津の信頼を得られない |
4周目:7月23日 | |
洋食コフネに凸村が来店し潮の形見の携帯を渡される | |
影ウシオが潮の携帯を指紋認証でロック解除 | |
慎平、窓、影ウシオで潮の携帯で動画メッセージを見る | →潮は「影」との戦いで死ぬ覚悟をしていた |
→影ウシオとの出会い〜潮が死亡するまでの経緯を携帯動画で知る | |
影ウシオの記憶と能力が戻る | →影ウシオの能力:記憶の共有ができる |
慎平は7月21日の影ウシオの記憶共有する | |
記憶の中でハイネに見つかった慎平が手形を付けられる | →ハイネの手形によって、ハイネは慎平が今どこにいるかいつでも把握できる |
タカノス山の菱形医院旧病棟を探索し地下へ | →朱鷺子や菱形医院と「影」の繋がりを調査 |
朱鷺子が敵として登場し影と菱形家との繋がりを知る | →朱鷺子は死亡して「影」になった実母を守るために、影に協力せざるおえなかった |
4本腕の影シデが窓、澪、ひづるが殺される | →慎平の右目はハイネの右目であることが判明 |
慎平は自ら昇汞を飲み死亡 | →慎平のループはハイネの右目の能力であることも判明 |
【5周目】昇汞を飲み死亡
5周目は、ひづるや根津と出会った場所で慎平と影ウシオが一緒に目覚めます。
ひづるは影ウシオから4周目の記憶を聞き、ウシオに対する疑いをなくし、慎平たちと再度一緒に行動することにしました。
慎平、影ウシオ、ひづる、竜之介の4人は影シオリ(ヒルコ様の影の一部)を捕獲する作戦を立て、コバマートに向かいます。
そして竜之介が影シオリと戦いますが、なんと殺されてしまうのです。
さらに、ハイネも現れます。
慎平の腕についたハイネの手形は、恐ろしくもハイネの刻印であり、慎平がどこへ行こうともハイネは慎平の居場所を見つけることができるのです。
影ウシオはすぐさま慎平の首を刺して殺し、次のループへとつなぎますが、次のループにもハイネはついて来ることになります。
ハイネ達は、ハイネとシデの行動を阻止しようとする慎平達に対して逆襲がスタートします。
5周目:7月22日 | |
慎平と影ウシオが揃ってループ | |
ひづると根津と改めて行動を一緒にする対面 | →ひづるが影ウシオの疑いがなくなり、4周目では別行動となったが、一緒に行動することになる |
コバマートを襲撃するが、反撃を受けてひづると慎平は死亡 | →ハイネは手形によって慎平を追跡しループしていた |
【6周目】シデの攻撃で死亡
6周目は、ひづるの過去の記憶から始まります。
慎平は以下について知ることになります。
・ひづるとハイネの関係
・14年前、ひづると弟・竜之介に起きた出来事
・ひづるの能力について
・ハイネの右眼が本体から分離した経緯
そして、ハイネとシデの反撃で慎平たちは追い詰められていきます。
6周目は、14年前の南方ひづるの記憶から始まります。
ひづるは影ではなく人間ですが、影の身体能力を使うことが出来ます。
その理由は、ハイネは竜之介を影にする際にはじけてしまいます。
ハイネがはじけたことによって、竜之介のデータがひづる本体の中に入り、ひづるの姿で影・竜之介と意識を入れ替えることが出来るようになりました。
よって、ひづるの姿で影の身体能力が使えるのです。
さらに14年前、ハイネの右眼がハイネ本体から分離したことが明らかになります。
この右眼の分離で影ウシオや慎平とつながっていきます。
ひづるの記憶を見た後に意識を取り戻した慎平は、作戦を立て直します。
新たな作戦は、日都ヶ島小中学校に仲間を集めて影ウシオから記憶を伝達して、疑似ループを体験してもらい、事実を理解してもらう。そして皆でハイネ達を倒しに行くといった内容でした。
また、ループしたスタート地点が徐々に遅くなっている事実に、ハイネも気づきはじめます。
どんな重要性かというと、ループしたスタート地点前の出来事は事実確定となります。
そのため、誰かが死んでしまった地点までループで戻せなかったら、それが事実となってしまいます。
そのことに気づいたハイネは、慎平を殺し続けようと考えます。
6周目:7月22日 | |
コバマート襲撃前に突入を中止 | →5周目のループでシデに反撃されることを未然に防ぐため、襲撃は中止する |
影ウシオが日都ヶ島小中学校で仲間に過去の出来事を擬似ループで体験させる | →ハイネとシデを迎え撃つために味方の仲間を増やすため |
ハイネのサポートをしていた朱鷺子が仲間になる | →朱鷺子は自分の行いを反省、慎平たちの仲間となる |
外で見張っていた根津が影ミオに刺されて死亡 | →影ミオの襲撃に気づかずにあっさり殺される |
体育館の外から慎平がライフルで狙撃され死亡 | →慎平は何で殺されたか理解できずにいた |
【7周目】ライフルで狙撃され死亡
7周目は、慎平は6周目になぜ死んでしまったのか理解できず、気付くと自宅で、学校に集まる前の時間にループしていました。
しかし慎平と一緒にループしてきた影ウシオから記憶を共有してもらうと、6周目では外からライフルで狙撃され死亡したと知ります。
同時にライフルで外で待機していた根津も殺されていました。
改めて、6周目で立てた作戦を実行しようと、学校でハイネとシデをおびき寄せ、待ち構えます。
その後、予定通りハイネとシデが学校の体育館にやってきます。
慎平、竜之介、根津、影ウシオ、そして影を操る朱鷺子の力で影達と戦います。
ガソリンを使って炎で攻撃し、最後の最後でハイネ達に逃げられてしまいます。
しかし、影達はかなりダメージを受けました。だけど何も成果がなかったわけではありません。
また、影ミオを捕まえて、影ウシオの力で影ミオとハイネと繋がっているリンクを切断します。
そして、影ミオも仲間に入ることになります。
翌朝、2チームに分かれて影の捜索を行っていますが、なかなか進みません。
そこで、慎平は作戦を少し変えます。
その内容とは、ハイネの復活祭である夏祭りを中止にしてしまえば良いと考えます。
そこで、夏祭りの開催場所・日都神社の宮司、雁切真砂人に交渉しに行きます。
しかし、真砂人こそが四本腕の影・シデであることが判明し、即座に影ウシオが真砂人を殺します。
しかし、殺したはずの真砂人が今度は背後から、影ウシオと慎平を襲い殺します。
実際にシデ(真砂人)は2人いたのです。
慎平たちはシデが2人いる事実をしらないことを利用し、シデはウシオを殺し、慎平一人をループさせる作戦に成功したのです。
7周目:7月22日 | |
日都ヶ島小中学校で影ウシオが仲間に過去の出来事を擬似ループで体験 | |
慎平がループのスタート始点が少しずつ遅れていることで危険なことに気づく | →慎平の死でループするが、スタート始点前の出来事は事実となってしまう |
体育館で炎による攻撃でハイネとシデ、影たちにダメージを与える | →シデの本体に火傷を負わせるが倒すことはできなかった |
捕獲した影ミオを影ウシオのハッキング能力で仲間にする | →影ウシオのハッキング能力で影ミオのハイネとのリンクを遮断 |
影ミオから影について聞き出し菱形医院の地下ヒルコ洞へ向かう |
7周目:7月23日 | |
ひづるチームと影ウシオチームに分かれて行動して影を調査 | |
日都神社で雁切真砂人(シデ)と対面 | →目的は7月24日の夏祭りを中止にすること |
シデに影ウシオが殺されて慎平もその後殺される |
【8周目】シデに刺殺され死亡
8周目は、ついに7月23日からのスタートで、2チームに分かれて影の捜索を行っている状況で目覚めます。
もうその時点で、影ウシオはいませんでした。
慎平は影ウシオがいなくなり、無力である自分に絶望します。
さらに、8周目は慎平の仲間たちがどんどん殺されていくという、慎平にとっては最悪の状態になっていきます。
しかもループの始点が徐々に遅くなるということは、先に死んだ澪と窓の死が事実となってしまいます。
それだけは避けなければいけないので、慎平は急いで過去に戻らなくてはいけない状況です。
慎平は絶望しますが、ハイネとシデの攻撃は止まりません。
ハイネは慎平や仲間たちの行動を分断し、それぞれを集中的に撃ち破っていく作戦を立てていました、
まずは、作戦通り島の北東にある虎島にひづるを誘い出します。
ひづるは、そこで影シデと戦いますが、同時にひづると竜之介の意識が初めて同時に現れます。
強敵であるシデを目の前に、ひづると影・竜之介ので協力しあいます。
一方、慎平は、澪と窓のところに向かいますが、もう一人のシデが現れます。
シデは既に澪と窓は殺していて、逃げ場がなくなった慎平は一刻も早く自分は死んでループすることを決断し自殺をします。
そして9周目へのタイムリープが起こります。
8周目:7月23日 | |
別行動で訪れたタカノス山に慎平が一人で戻る | |
ハイネからの奇襲中に慎平がポケットの貝に気づきハイネはなぜか退散 | →この時点では貝の正体はわかっていない |
虎島でひづるとシデが対決 | →ひづるの本体から竜之介が初めて同時刻に出現し2人で会話が出来た |
ひづるはシデに竜之介を憑依させて雁切真砂人と泥に分離 | |
雁切真砂人(シデ)が2人いることが判明 | |
澪と窓はハイネに食べられて死亡 | →2人の死亡は3周目のループ以来 |
影ミオが雁切真砂人を殺し記憶を読むが記憶はなかった | →雁切真砂人には記憶もなく中身は空っぽだった |
朱鷺子は慎平と影ミオに虎島の戦いを知らせて死亡 | →朱鷺子の死亡も3周目のループ以来 |
死んだ仲間を助けるために慎平は自殺 |
【9周目】死んだ仲間を助けるために自殺
9周目では、ループした慎平は影ミオと一緒に、ひづるとシデが戦っている虎島に向かいますが、慎平の腕にはハイネの手跡があることで、慎平の行動や作戦は見抜かれています。
結果、慎平たちが虎島に到着した時点で、既にひづるはシデにやられていました。
慎平が今ここでループしてひづるを助けた場合、澪と窓を見捨てることになります。
慎平はループせず、ひづるは竜之介を慎平に託して死んでいきます。
ハイネとシデに勝てる希望が持てない慎平にも、神様は見捨てず慎平に希望の光を与えてくれました。
それは、死んだはずの影ウシオが死ぬ直前に貝に記憶をコピーしていたのです。
その貝の記憶を影ウシオが読めば、影ウシオは復活できるのです。
夏祭りの準備中、慎平達は影ウシオを探します。
ハイネやシゲもウシオを復活させてはならないので、必死に慎平を阻止しようと努めます。
見事に危機一髪、ハイネ達から逃げ切って、慎平はウシオを復活させることに成功します。
そして、慎平はその場で自殺してループします。
これこそが、慎平達が考えていた作戦でした。
死んだ仲間を助けるために自殺してループした9周目では、絶望的な状況から抜け出す光へと進んでいきます。
こうして、10周目へのタイムリープが起こり、ハイネとシデとの最終決戦へ続きます。
9周目:7月23日 | |
タカノス山からの下山しているところからスタート | |
別行動中の窓、澪と合流 | →窓と澪の死亡は回避 |
慎平と影ミオは虎島へ | |
虎島でひづるとシデの対決でひづるが死亡 | →ループ能力は限界であるため、ひづる、澪&窓のどちらかしか助けられないが、慎平はミオ&窓を仕方なく選ぶ |
竜之介が慎平内へ入る | |
ループ能力の限界が迫り、ひづる、澪&窓のどちらかしか助けられないが、慎平はミオ&窓を仕方なく選ぶ | →ひづるの死亡が確定 |
慎平のポケットの貝が潮の記憶であることが判明 | →影ミオが貝の存在に気づき正体を明かす |
影ミオとの会話で7月24日に最初の影ウシオが戻ってくることに気づく | →戻ってきた影ウシオに貝の記憶を読ませれば影ウシオが復活する |
澪が慎平に告白 | →澪は慎平にフラれ落ち込む |
9周目:7月24日 | |
ヒルコ洞で影ウシオを探す前まで気配を消して待機 | →朱鷺子の使役する影・ギルの中に入りハイネの追跡を遮断 |
9周目の世界の影ウシオを海の中で発見し貝からこれまでの記憶を移植 | |
シデと復活した影ウシオの対決 | |
シデと影ウシオの対決途中で慎平が自殺 | |
影ウシオとともに2人でループ |
9周目:7月24日 | |
ヒルコ洞で影ウシオを探す前まで気配を消して待機 | →朱鷺子の使役する影・ギルの中に入りハイネの追跡を遮断 |
9周目の世界の影ウシオを海の中で発見し貝からこれまでの記憶を移植 | |
シデと復活した影ウシオの対決 | |
シデと影ウシオの対決途中で慎平が自殺 | |
影ウシオとともに2人でループ |
【10周目】復活した影ウシオとループするため自殺
10周目はループラスト回となります。
9周目で、慎平は復活した影ウシオと一緒にループして戻るため自殺しました。
10周目は、ヒルコ様本体のいるヒルコ洞で2人は目覚めます。
そして、慎平は影ギルの中に潜んだままヒルコ洞に入っていきます。
これこそが慎平の作戦であり、シデ達よりも先にヒルコ洞に侵入して、ヒルコ様本体を攻撃するといった内容です。
そして、ヒルコ洞で慎平や仲間達は影達と戦います。
慎平と影ウシオは最終決戦のためハイネの故郷に向かいます。
シデの狙いはウシオの目です。
ウシオの目は、現世より一つ上の「次元」に至ることが出来、現世すべての時間も空間も思いのままにすることができるといった能力を持っています。
強敵シデを目の前に、慎平達は苦戦します。
能力では圧倒的にシデが強いと分かりながらも、慎平は諦めません。
慎平には「負ける」といった考えは一瞬たりともなく、「勝つ以外の道はない」と信じて戦い抜きます。
戦いの結末は。
素晴らしいハッピーエンドが待っていました。
ハイネを消去することは影ウシオとの別れなければなりません。
最後に影ウシオは、影ウシオは過去に戻ってひづるに音声メッセージと慎平にプレゼントします。
慎平へのプレゼントは「ハイネの右眼」です。
そして、この場面こそが1話の冒頭で慎平が見ていた夢とリンクすることになります。
10周目:7月24日 | |
ヒルコ洞で気配を消して待機している場面に慎平と影ウシオが戻る | →このままハイネ本体を直接狙える計算された絶妙なループ |
ヒルコ洞でハイネ達と対決 | |
追い詰められたシデはハイネの故郷・常夜へ逃げる | |
慎平と影ウシオもシデを追って常夜へ | |
シデとの最終対決 | →影ウシオのハッキング弾でシデが死亡 |
残されたハイネと一緒に約300年前にハイネが漂着した浜へ移動 | |
影ウシオが過去のヒルコを消去 | →影の親・ハイネが消える=影ウシオも消えること |
慎平と影ウシオの別れ | |
影ウシオは過去に戻ってひづるに音声メッセージと慎平にプレゼント | →これが1話の冒頭で慎平が見ていた夢とリンクすることになる |
→慎平へプレゼントしたものこそハイネの右眼だった |
「サマータイムレンダ」終わった😢
でもキレイにまとめた最終回でした。
「地獄楽」も終わったし楽しみ減ったなぁ…。 pic.twitter.com/JJQ0uM7oUt— yummy🔨 (@yummy77089095) February 2, 2021
【11周目】過去のヒルコを消去してループ
11周目は、ハッピーエンドが待っていました。
過去のヒルコを消去してループし、11周目を迎えます。
ヒルコそして「影」が存在しない世界で、感動の最終回を迎えます。
長いハイネとシデとの戦いも終わり、慎平のタイムリープをループすることも終わります。
そして、「影」によって死んでしまった人々も生き返ります。
ただ1つ、ひづるが死んでしまった事実だけは変えることはできませんでした。
誰も死んでいない楽しい夏祭りが始まります。
そして、ひづるは執筆の仕事スランプから抜けることができ、作品「サマータイムレンダ」を書き上げます!
以上となります。
非常に長くなりましたが、幅広い伏線の回収を細かく拾えば、もっとたくさんありますが、そこは皆様ご自身でお楽しみください。
ただ、「サマータイムレンダ」は、タイムリープが鍵となるので、なかなか理解が難しいところがあります。
その辺りのお役立ちになれば幸いです。
「サマータイムレンダ」は幼馴染の死からスタートする謎のミステリーですが、多くの伏線回収や次から次へと読者を引き込む魅力満載の作品です。
ストーリーのテンポはもちろん、漫画を読み返すことでさらに面白さが倍増する作品です!
アニメ化も非常に楽しみですね!
漫画記載のヒントとなる記録
サマータイムレンダの漫画には、本編のあとにある、記録というおまけのページがあります。
この「記録」とは、謎を解き明かすためのヒントが漫画自体に記されています。
おまけのページといっても非常に凝っています。記されている箇所は様々です。
以下は、漫画のどの箇所に何が書かれているか一覧でまとめてみました。
No. | 表示箇所 | 内容 |
#001 | 1巻カバー下 | しおりの日記 |
#002 | 2巻カバー下 | 南雲竜之介『沼男』Amazon風レビュー |
#003 | 2巻巻末 | 第61回日都夏祭り大祭ポスター |
#004 | 2巻巻末 | 慎平のメモ |
#??? | 2巻巻末 | 主要キャラプロフィール |
#005 | 3巻巻末 | 南雲竜之介のスーツケースの内容 |
#006 | 3巻巻末 | 南雲のメモ |
#007 | 3巻カバー下 | 朝子からひづるへの手紙 |
#008 | 4巻カバー下 | ブログ「白良浜パンタローの廃墟探訪」 |
#009 | 5巻カバー下 | ウシオが今なんとなくわかっている10の事 |
#010 | 6巻カバー下 | 菱形家の写真 |
#011 | 7巻カバー下 | 慎平の父・網代透(水中考古学者)のメモ |
#012 | 7巻巻末 | カレーチキンサンドのレシピ |
#013 | 8巻カバー下 | 日都ヶ島小中学校校歌 |
#014 | 8巻巻末 | 保健室でのヒアリング内容 |
#015 | 9巻巻末 | 潮の記憶しているコピーアイテム |
#016 | 9巻カバー下 | 菱形医院の中庭に植えられていた橘の説明 |
#017 | 9巻巻末 | 網代慎平のメモ |
ループの何周目?というのがまとめられていたり、記録#002『沼男』では続刊以降で内容が判明するものもあります。
また、記録#009では読者に分かりやすい解説をしていたり、記録#012カレーチキンサンドのレシピとサマータイムレンダとの関係性が低い?ものも。
とにかく一貫性はない「記録」ですが、これまたループの出来事とリンクさせながら読みすすめるのもサマータイムレンダの面白さです。
サマータイムレンダの記録っていつも流し読みしてるんだけど、これちゃんと読まないといけないやつ
— シェイル@たまに絵を描く人 (@shale_chocolate) December 2, 2019
サマータイムレンダの記録の話が不気味なんだよなぁ…リアルで…。 pic.twitter.com/L4yCtmZFT6
— atori (@g_atori) December 5, 2019
まとめ
以上「【サマータイムレンダ】タイムリープのループを時系列図で攻略!各話の繋がり解説まとめ」と題してまとめてみました。
2017年に「少年ジャンプ+」で連載が始まった漫画サマータイムレンダは、2021年2月に完結しています。
大人気ヒット作の「サマータイムレンダ」の原作を読みたい方は、Ameba漫画をおすすめします。
数ある電子書籍の中でも最もお得なクーポンが発行されますので、最大限利用してみてください!
以下に詳細記載しています。