後宮の烏|衣斯哈(いしは)の正体!実在のモデルは誰か解説まとめ!

後宮の鳥
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この記事では「後宮の烏」に登場する衣斯哈(いしは)について解説していきます。

アニメでは平田真菜さんがキャストとなり、その辺りも楽しみです!

そこで今回は「後宮の烏|衣斯哈(いしは)の正体!実在のモデルは誰か解説まとめ!」と題して、後宮の烏の衣斯哈の正体、またモデルが実在する件についても解説していきます。

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後宮の烏|衣斯哈(いしは)の正体や寿雪との関係!実在のモデルは誰か解説まとめ!

まず、衣斯哈がどんな人物なのか衣斯哈の正体について解説していきます。

衣斯哈の正体

衣斯哈の正体は、飛燕宮に仕える宦官(かんがん)ですが、年齢はまだ10歳の少年です。

宦官とは・・・去勢された男子で宮廷や貴族の家に仕えた者。
飛燕宮は、妃の中でも燕夫人が住んでいる宮殿のことを指します。
 
 
漁村は、霄(しょう)の国の西側に位置しますが、貧しい家が多く自分の子供を売ることが珍しくはなかったのです。
 
ですから衣斯哈も決して裕福ではなく、幼少時代から苦労していると思います。
 
作中では、衣斯哈が宦官になった経緯は書いていませんが、おそらく貧困が理由で親が子どもを売り宦官になっている可能性は高いです。
 
親に売られて宦官になったケースはよくあるなんて、切ないです。
 
そもそも宦官になる少年は貧困の家庭が多く、差別されることが当たり前のような環境で彼らは過ごしているのです。

衣斯哈は幽鬼が見える

衣斯哈は飛燕宮の庭で宦官の幽鬼が見えてしまうのです。

その幽鬼は衣斯哈と同い年くらいの男の子で、衣斯哈にしか見えないようです。

また、その幽鬼の男の子はとても悲しそうな表情をしているようで、衣斯哈はその男の子を助けてあげたいという思いで寿雪のところへ相談しにやってきます。

寿雪によると、その幽鬼の男の子も衣斯哈と同じ少数民族出身で同族であることが分かります。

幽鬼の正体はユイサ(愈依薩)という少年

衣斯哈の依頼に答え、寿雪は過去に宦官で殺害された少年がいたかどうか高峻に調査を依頼します。

調べてみてわかったことは、ユイサ(愈依薩という少年が処刑されていることが発覚します。

愈依薩の処刑された理由は、彼が後宮にいた青燕(あおつばめ)を殺したことが理由でした。

青燕は烏漣娘娘の眷属(けんぞく)の鳥です。

眷属(けんぞく)とは・・・一族という意味

烏漣娘娘の身内を殺すことは、後宮内では大罪にあたるので、ユイサは処刑されました。

しかし、なぜユイサは青燕を殺したのか。

その理由は、ユイサが慕っていた燕夫人と関係がありました。

ユイサは燕夫人が喜ぶと思って、偶然道に落ちていた青燕の羽根を綺麗にしてから燕夫人に何枚も贈り続けました。

最初は大喜びしていた燕夫人ですが、次第に青燕の羽にも飽きてしまいます。

ユイサは燕夫人のためにもっと素敵な羽根を贈ろうと考えます。

そこで、生きている青燕に手を出します。

ユイサは生きている青燕を捕まえて、青燕の羽根を抜くようになります。

その後、羽根を抜かれ続けた青燕は死んでしまいます。

ユイサは自分のした行為に強く後悔し、処刑された死後も飛燕宮に幽鬼となって地に取り残されていたのです。

経緯を理解した寿雪は、術を使ってユイサを成仏させてあげることに成功します。

よって、衣斯哈の思いも叶えます。

衣斯哈は飛燕宮から追い出される

そんな中、今度は衣斯哈が指導役の宦官に見放され、飛燕宮から追い出されてしまいます。

指導役の宦官に見放された宦官は、宦官の世界では生きていけません。

過去に衛青も同じことがあり、その時は高峻が引き取っています。

結果的に宦官を辞めることになってしまい、衣斯哈が行き場を失ったことに寿雪は自分のせいではないかと責任を感じていました。

また、飛燕宮での仕事は厳しく、指導役の宦官にいじめられていた衣斯哈は、暴力も振るわれ身体にはアザも多く、寿雪は可愛そうとも感じていました。

寿雪は高峻に相談して、衣斯哈を夜明宮に引き取る事を決意します。

身分の低い宦官は悲惨な出来事が多く、それを助けてくれたのが寿雪であると温螢(おんけい)が寿雪に伝えます。

温螢:二十歳前の若き宦官で、衛青の命令で寿雪らの護衛を行っている人物

責任を感じていた寿雪は温螢の言葉で気持ちが軽くなり、衣斯哈は寿雪と一緒に過ごすことになります。

衣斯哈(いしは)の実在モデルの亦失哈(いしは)について

次に「後宮の烏」のモデルとなった実在の人物について解説していきます。

衣斯哈のモデルは実在する?

「後宮の烏」の衣斯哈(いしは)を検索すると、中国の歴史に宦官をしていた同じ名前「亦失哈(いしは)」という人物がいました。

「いしは」という名前は珍しく、中国の歴史上人物で宦官をしていたという共通点が多いことから、もしかすると衣斯哈のモデルとなっていた可能性は高いです。

ただし実際にモデルになっていたかどうかは確かではなく、推測となります。

亦失哈は明王朝に仕えていた宦官で15世紀初頭に活躍していたようです。

また、海西女直出身で女真族という異民族です。

異民族出身という部分も「後宮の烏」の衣斯哈と共通しています。

永楽年間から宣徳年間にかけて黒竜江河口付近のヌルガンに7度にわたって遠征したことで知られる。

亦失哈の来歴は、永楽年間(1403〜1424年)から宣徳年間(1426〜1435年)にかけて黒竜江河口付近のヌルガンに7度にわたって遠征したことが記されています。

ヌルガンとは現在のロシアのハバロフスク地方です。

ヌルガン遠征を終えた後の動向は全く記録がないようです。

以上が

実在した亦失哈(いしは)の経歴ですが、もしかすると「後宮の鳥」の衣斯哈(いしは)のモデルとなった人物かもしれません。

まとめ

以上「後宮の烏|衣斯哈(いしは)の正体!実在のモデルは誰か解説まとめ!」と題してまとめてみました。

昔の人は、親が子どもを売るケースも珍しくないと思うと、切なくなる内容です。

衣斯哈が寿雪のおかげで辛い毎日から逃れられたことは良かったですよね!

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