この記事では「後宮の烏」の寿雪の最後結末はどうなるのか?!について解説していきます。
また、気になる高峻の皇后は誰になるのかも気になります。
それとも皇后になる人物は現れないのか!?
今回は「後宮の烏|寿雪の最後結末はハッピーエンド?高峻の皇后になるか関係を解説?」と題して、後宮の烏の寿雪の最後はハッピーエンドかどうか、また高峻の皇后は誰なのかについても解説していきます。
白川紺子さん作の超人気作品「後宮の烏(こうきゅうのからす)」はテレビアニメ化となり更に人気が急上昇で話題になっていますね。
※ネタバレ要素も含みますので、ご注意ください!
後宮の烏|寿雪の最後結末はハッピーエンド?
寿雪の最後について解説していきます。
寿雪の最後結末はどうなるか
寿雪の最後は、烏と鼇の神の戦いの決着がつき、寿雪は烏から開放されます。
そして、寿雪は海商(ハイシャン)になります。
海商になった寿雪は、花娘、衛青、そして高峻との別れがあり、物語ではとても切なくなるシーンです。
しかし同時に、寿雪が、高峻を想いながら海を見ているという描写には、心が温まるシーンでもあります。
そして、九九、温螢、淡海は寿雪の側にこれまでと変わらず、そばにいてくれることになります。
そして、高峻とは離れてしまいますが碁の相手として繋がりを持ち続けます。
ハッピーエンドかどうかと聞かれると悩ましいですが、全体を通して寿雪にとっては鳥妃から開放されてハッピーエンドではと思います。
後宮の烏|寿雪は高峻の皇后になる?
気になるラスト、寿雪と高峻の関係について解説していきます。
寿雪は高峻の皇后にならない
結論を先にお伝えすると、寿雪は高峻の皇后にはなりません。
高峻の皇后は花娘が選ばれます。
そして、2人の間に養子をもらいますが、これも全ては高峻の寿雪に対する愛を感じます。
皇后にはあえて全事情を理解し把握している花娘であること、そして花娘との間には身体の関係がない状態であることを示しているのか「養子」をもらうのです。
読者としては寿雪に皇后になってほしかったなという気もします。
物語の最後、寿雪と高峻とは離れてしまいますが碁の相手として繋がりを持ち続けます。
これまで、高峻自身は寿雪を思う気持ちがありました。
ですので、寿雪を自分の皇后にすることも頭に入れていました。
寿雪はといえば、そもそも高峻の妃になる考えはありませんでした。
でも”欒氏の捕殺令”を撤廃したのに寿雪を娶っては、自分の欲のために法を変えたと思われてしまいます。
そのため、寿雪を妃にすることはありませんでした。
また寿雪も高峻の妃になるつもりはなかったと考えられます。
寿雪と高峻の間に恋愛関係に発展する?
物語の最後まで、寿雪と高峻の2人が恋愛関係になることはありません。
恋愛感情があったのかどうかと問うと、お互いに恋愛感情はもっていたように思えます。
特に高峻側が寿雪に対して、妃の中でも一番想いを寄せていたと見受けられます。
後宮の烏の物語は、寿雪と高峻の出会いからスタートします。
小説1巻で2人の関係性が発展してほしいと思ってしまいますが、最後まで2人は良き友のままでした。
期待通りとは行きませんでしたが、恋愛要素の薄さが「後宮の烏」の魅力かもしれません。
高峻が寿雪にプロポーズ!
物語の途中、高峻は寿雪にプロポーズとも言える言葉を伝えます。
「そなた、私の妃になる気はないか?」
直球なセリフですね。
高峻は寿雪を妃にしたかったことは確実です。
しかし、残念なことに寿雪はこのプロポーズとも言える求婚を断ります。
ちなみに、高峻には3人の妃がいますが、3人の妃の誰よりも寿雪を想っていたように感じます。
鵲妃(小説2巻で死亡)、鶴妃(晩霞)、燕夫人の3人です。
高峻が寿雪に想いを寄せる行動の数々
高峻が寿雪に想いを寄せてるのではと思える行動を解説していきます。
高峻作の木彫りをプレゼントとして贈る
そのうちの1つとして、高峻は手先が器用なので、見事な木彫りを作り上げるのが得意です。
そして、寿雪にどんなモノが良いか希望を聞いて、窟燕や薔薇、そして魚の形をした佩飾(はいしょく)などを作り上げて、プレゼントとして贈ります。
寿雪は高峻からもらった木彫りを大切にしていました。
高峻の性格が感情豊かに変化していく
高峻は寿雪と出会ってからみるみる性格が変わっていったそうです。
このことを証言するのが高峻の幼なじみ・花娘(かじょう)です。
花娘曰く、高峻は烏妃(=寿雪)に会ってから変わったと言います。
どんな変わり方かというと、烏妃について話すときの高峻はとても感情表現豊かに説明するそうです。
好きな人のことを友達に話す時は、一生懸命になってしまうの高峻の想いが伝わってきますね。
高峻の表情に変化も現れる
高峻はあることをきっかけに表情を表に出さなくなりました。
そのきっかけとなった出来事は、高峻の宦官(かんがん)の丁藍(ていらん)が仕えていましたが、丁藍が皇太后に殺されてしまいます。
それ以降、高峻は感情を一切表に出さなくなりました。
高峻は丁藍を友のように慕っていて、丁藍は高峻にとって何でも話せる信頼できる宦官だったからこそ、丁藍の死はショックが大きすぎたのです。
しかし、そんな高峻が寿雪に出会って表情が出るようになったのです。
その変わり様は、幼なじみ・花娘(かじょう)には明らかで、烏妃に会ってから変わったと証言しています!
寿雪の女性として人間としての魅力や、高峻の素直さでまっすぐな人柄が見えてきますね。
まとめ
以上「後宮の烏|寿雪の最後結末はハッピーエンド?高峻の皇后になるか関係を解説!」と題してまとめてみました。
寿雪の最後は、高峻の皇后となりハッピーエンドという終わり方を想像していた方も多かったようです。
7巻で完結といわれていますが、アニメ化で話題を呼んでいる作品です。
続編も期待出来るかもしれません!
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